かちがわ通信

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市長選展望 その一

今朝の朝刊に、共産党公認の伊藤裕規市議が市長選への立候補を表明したと報じられています。市議4期目、60歳という年齢を考えれば、最後の挑戦でしょうか。とりあえず無投票は避けられたようです。

さて、昨年の秋頃から、鵜飼前市長の後継者の問題が巷間話題に出るようになりました。ある人は「鵜飼市長の5期目もあるぞ」とか「いやいや年齢から言っても他の人に代わるべきだ」とか色んな噂が飛び交っていました。
事実、鵜飼市長の市政に対する意欲はすさまじく、対外的にも全国の市長会の副会長を務めるなど、年齢を感じさせないエネルギーを感じたのは私だけではなかったはずです。また、「安全なまちづくり協議会」の設立など、全国に先駆けて取り組んだ施策も多くあり評価する声は大変多くあります。

しかし、市政を一期でも担当すれば、言葉は悪いですが様々な利権(利害関係)が生じます。ましてや5期目を目指そうと言う鵜飼前市長に、正面から挑んだ人は皆無といって良いと思います。(少なくとも私は聞いたことがありません)
さらに長期政権にありがちな、権力の一点集中による組織(行政内部)の硬直化や金属(勤続)疲労は思ったより進み、イエスマンで固められた組織や市議会に対し閉塞感を感じていた人も多くいました。
こういった事を背景にして、次の候補者を模索する動きが、昨年末あたりから徐々に表面化していったのは、むしろ健全な動きかも知れません。

今年初めの「鵜飼市長倒れる」の報道に驚かされましたが、私も含めて大方の人は必ず回復し任期を全うされると信じていました。
しかし、この健康問題から辞職に到る経緯の中で、県会議員、行政内部、民間等々数人の名前が浮かんでは消えましたが(ほとんどがガセネタ?)、明確に次の準備していたのは、今回出馬表明をした伊藤ふとし前市議でした。自身の後援会では、鵜飼市長の動向に関わらず「次期市長を目指せ」という声が出ていたと聞いています。

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