かちがわ通信

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市長選展望 その三

今回このM氏の顛末について書くことは、誤解があってはいけませんので、あえて書きますが、決して彼の行動を批判したりするものではありません。むしろ、彼の行動を通じて検証できるものがあるかもしれないという想いから、私が感じたことを書きたいと思ったからです。

さて、昨日書いたように行政内部や市議会の硬直化は、外から見ても感じ取れるものがあります。心ある人が「なんとかせねば!」と考えるのは当たり前ですが、私の友人のM氏はこういった状況に我慢が出来なくなり、昨年末ころから「市長になるぞ」と話し始めました。しかし、選挙に必要な「地盤」「看板」もなく、ましてや来年の選挙を睨みながらの準備だったので、鵜飼市長の突然の辞職はまさに「想定外」だったかもしれません。

今回選挙を戦うスタンスには「勝ちに行く」か「一泡吹かせに行くか」の二つあると思います。もちろん「戦う以上は勝ちに行く」と考えるのが常套かもしれませんが、私はそうは思いませんでした。また、状況を見ながら彼の「挑戦のタイミング」やら「考え方」も相談に乗ったりしていましたが、こういった事が、私が応援すると誤解を与えた事は本当に申し訳なく思っています。
そして、伊藤ふとし前市議(松尾後援会長)が、正式に立候補の表明をしたときに、自分自身や勝川にとっても影響が大きすぎると判断し「申し訳ないが応援できない」と話をしました。
私自身の中では、根底に流れる考え方は多分同じだと思いますが、もし、今回相手が伊藤市議ではなく他の人だったら、また、M氏ではなく他の人(実は私の思う人は別にいたのですが)だったら変わったかもしれません。人生の「綾」を感じます。

さて、その後のM氏の行動は、多分彼の人生の中で最大の迷路に迷い込んだ如く迷走し、人に会う度に考えが変わるのが良くわかりました。
もちろん「市長選に立つ」なんて事は、常人では考えれない一大事ですので当然と言えば当然です。しかし、この「迷い」が結果として、心ならずも周囲の人を巻き込んでいることに本人は気付いていたでしょうか。この間、私とも話す機会もあったのですが、今までの「周囲の状況が見えてる」M氏とは思えない言動が続きました。

結果として、5月10日最大の応援者であったY氏から「今回は断念した」との報告がありひとまず収束に向かっています。

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