かちがわ通信

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名古屋市議会のリコール

名古屋市議会の解散請求に向けた署名運動が、どうやら住民投票に必要な数を上回り実施される事になったようです。有効か無効かで選管の判断が待たれましたが、既に河村市長は辞職を表明し、2月6日の県知事選とのW選挙になるようです。これに住民投票が加わり出直し市議選が行われる事になれば、来年前半は将に選挙一色。県議選に加え春日井市でも市議選が行われます。今回の発端は河村市長の公約である市民税の10%恒久減税が議会で否決され、その後、議員報酬額の半減案が持ち出され事です。確かに市民感情からすれば「議員報酬が高い」と感じるのは否めませんが、むしろ定数の削減など本当に市民のために働いてくれる優秀な人材を絞り込む案なら、こんなに反対も無かったのではと思っています。河村市長は、よく「税金で食ってる方が払っている方よりエエ生活しとる」「行政はパブリックサーバントに徹せなあかん」と良く挨拶の中で言われています。言葉だけ聞けば全く同感ですが、前にも書きましたが言い方の問題もあるのでは・・・選管の在り方など、いろいろと問題が出てきていますが、今回の騒動で、良かった点を挙げるとすれば、議会の活性化ではないでしょうか。二元性民主主義の実現のために必要な事かもしれません。
さて、そのあおりで、衆議院議員の石田さんが名古屋市長候補に取りざたされています。今年の8月には「知事選に・・」と固辞された経緯もありましたが、今回は党の要請もあってか、前向きに捉えられているようです。もともと地方政治に意欲を持っている石田さんですから周辺が整備されれば違和感なく出馬されるんでしょうね。これはこれで興味津々です。