朝から突風が吹き荒れた昨日、29日の投票日に向けて、年金、消費税、憲法改正、事務所費などの政治と金の問題に争点に参院選がスタートしました。
特に未納問題に端を発した年金問題は、本当にこんなことが許されるのかと思われるくらい杜撰な処理を、よくも今までしてきたものです。他の国なら間違いなく暴動が起きても不思議じゃないくらいの大問題だと思うんですが、昨日の党首討論を見ていても爪の先ほどの反省もみられません。むしろ「今まで先送りされてきた問題を、私が手をつけた」みたいな言い方には、流石に腹が立ちます。また、テレビ局の構成も良くないのかもしれませんが、質問をはぐらかし「自論」を展開するだけで中身が伴っていません。肝心なところに来ると目が泳ぎ始めますし・・・
この臨時国会でも、注目してみていた公務員の既得権益を守るだけの「共済年金」と「厚生年金」との統合を目指す「年金一元化法案」も、結局先送りになってしまいました。さらには「社保庁解体」も、口先だけの、結局ラベルを変えただけの骨抜きになるような気がしてきました。
この安倍さんという首相は就任当時は期待も大きかったのですが、ここへ来てどうも良くないですね。野党の話にも、余裕を見せたいのかどうか分かりませんが、意味不明のうすら笑いを浮かべ弁明に終始します。閣僚の不始末もあったかもしれませんが支持率が下がってきたのもわかりますね。
私は自民党の支持層ですが・・・そろそろ限界かもしれません。
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