かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

地域コミュニティーバス

昼に今度かちがわ大学の講師としてお願いする、NPO法人ママ・ぷらすの川原さんと毛利さん社本さんを交えて打ち合わせ。川原さんは子育て中の女性にも社会と関わる場を提供(起業支援)しようと活動して見えますが、愛知県の西部地区を中心に2000人の子育て支援のネットワークをお持ちです。8月5日に「女性支援の多角化(案)」というテーマで講演をしていただくことになりました。

さて、懸案の地域コミバスですが、やっと4条許可で運行することになりました。運行許可には、路線バス等を運行する4条と、イベントなどで臨時に運行する21条許可の二種類ありますが、当初は21条で様子を見ながら4条に移行する計画だったんですが、最初から地元の合意(地域公共交通会議)をとる4条でいきます。当然、それなりの覚悟はいるんですが・・・
また、この関係で中部経済産業局に商店街活性化のための補助金をいただくようヒアリングに行ってきました。この局に行くのは2度目。前回はサミットの打ち合わせとお礼にお邪魔したことがあるんですが、2年も経つと当時の人は一人も居らず、異動の早さにびっくりしました。
昨日、夜遅くまで作った資料で事業の概要や必要性を説明。この補助金の想定に地域コミバスが入っていないためか、補助金を出す方ともらう方の思惑の違いもありもあり、難航しましたが、ビッチリ2時間、何とか理解をいただきホッとしました。

今回感じたのは運輸行政というのは許認可権の塊のような分野で、規制緩和の流れはまだまだのようです。今回の事業は、運輸事業者ではない商連が主体になっていますので、余計に「公共交通なんだから・・」と、念を押されていますが、いままで、そこまで行政が交通行政に関して利用者保護を言う割には、保護されている実感はありませんが・・空白地帯はいっぱいありますし、空白の時間帯も然り。この空白を埋めようと今回の事業を決意したんですから。

兎に角一歩も二歩も前進。10月1日の運行開始に向かってやることは山ほどあります。