かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井は激戦地なんです

爽やかな好天には違いないんですが、強風が吹き荒れた一日でした。特に再開発事業で、ビル風が強まった気がしますが、風の通り道ははっきりしていて、場所によっては数m離れると強さが違っています。何か対策でもとは思いますが、中々難しいかもしれませんね。
さて、朝、昼と打ち合わせを済ませ、夕方からはホテルプラザで開催された某SCの総会懇親会に商連の副会長として招待があったので会長と一緒に出席してきました。冒頭デベロッパーの会社社長から「厳しい厳しいと言っていても埒があかないので、兎に角頑張りましょう」と、また、来賓からも商品券に関連した話題で挨拶がありましたが、このSCは高蔵寺ニュータウンの中にありますので、商圏もきっちりしており、不況の影響は受けるんでしょうが、足元の需要を取り込む事で乗りきれるのではと感じていました。しかし、周辺に大型商業施設の開店が相次いだためこの影響はあるかもしれませんね。どちらにしても大きければ大きいだけの悩みもあるようです。

さて、今日は定休日でしたので、朝、ぼんやりとテレビを見ていたら、春日井にも店のある「餃子の○将」の事をやっていました。全国で500店以上店舗があるようですが、赤字の店は一店もなく全て黒字だそうで、その内容の良さにビックリしますが、面白かったのは「人間毎日しなければならない事は、選択の余地が無い方がいい」という理由で、一等地ではなく、生活圏の裏路地のような場所に出店し、生活の一部としての外食需要を取り込んでいることです。春日井店は国道沿いの一等地にありますが、以前、青年部の現役の時に一度だけ行った事がありますが「安い」という印象しかありませんでした。多分食事にはいかないでしょうが、少し注目してみます。

また、この外食産業ですが、外食産業総合調査研究センターの発表では、1997年をピークにマイナスに転じ、この10年間で約5兆円市場規模が小さくなっているそうです。しかし、上位100社の動向を見ると3、7兆円から5兆円(+35%)も伸び、市場シェアーも13から20%に伸びています。反面101位以下を見ると6兆3千億円(ー25%)も縮小し、市場シェアーも80%を切ってきました。さらに問題は売り上げが減少しているにも関わらず店舗数はそれほど減っていない事。それだけ中小零細店の競争が激化している事を表しています。春日井はそうでなくても新規開業が多い土地柄。同数が廃業している事を見ても、競争と言う面では本当に激戦地なんです。。