かちがわ通信

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市民委員会に出席してきました

今夜は市からの委嘱の市民委員会に出席。いままで市の34の施策の検証をしてきましたが、今後は、その中の二つに絞って深堀をしていくようですが、私は第2部会に振り分けられ「元気な商店街をつくる」がテーマです。
(前回欠席したので何故このテーマが選ばれたのか不明ですが)
 
会に先立ち、担当の経済振興課課長から今年度の施策の内容について説明を受け、その後、質疑応答に入りましたが、冒頭、「商店街の定義をどうするのか」「商店街が何故に活性化されなければならないのか」の二点について市がどのような考えを持っているのか聞いてみました。私自身、商店街関係者と言う事もあり、多分に「天に唾する」質問だったかもしれませんが、この部分の意識を共有する事は、市の施策を問う意味で重要だと思ったからです。

一口に商店街と言っても、春日井市内に18の商連加盟の商店街がありますが、規模の大小、活性化に対する意識の差は大きく、明確な概念が曖昧なためひとまとめに論じる事は不可能に近いものがあります。これは市だけではなく国の施策にも言えることで、単に「物が売れない」という「商」の問題もあるでしょうが、各商店街が抱える問題はそれこそ千差万別です。

ただ言えるのは、商店街の衰退した地区は間違いなく”地域力”が衰退していくという事。この影響は、犯罪抑止力の低下や、コミュニティの崩壊につながり、更には高齢者の問題など社会的な諸問題に繋がってきます。社会構造の変化に伴い、商店街に起因する問題ばかりではありませんが、少なくとも枝葉の議論ではなく「商店街が元気でなければならない理由をこの分科会を通じて理解が得られれば良いのではと思っています。

最後にこの部会の部会長にと推薦されましたが、当事者だけに言いにくい事もありますが、”取り敢えず、まとめ役で・・・」と言う声に押されて、受ける事にしました。さて、どうなるんでしょうか。。