かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

未曾有の災害

地震発生から三日目に入りますが、まだまだ正確な状況がつかめない場所も有るようです。テレビで流れる各被災地は、どこも凄惨をきわめ、津波が押し寄せる映像には言葉を失い涙がでます。将に日本で経験された事のない未曾有の災害だったと思います。被災された方には心からのお見舞いと、亡くなられた方へお悔やみを申し上げたいと思います。

ベイサイドアリーナ平成16年、春日井で行われた商店街サミットの前年ですが、今回の地震津波で大きな被害が出ている宮城県南三陸町志津川へ伺ったことがあります。三陸特有のリアス式海岸の港町で、本当に美しい海でした。今回、避難所になっているベイサイドアリーナで式典とシンポジウムが行われましたが、この施設は高台にあり災害を免れたようです。この志津川チリ地震津波で大きな被害を出しており、町の到る所に、当時の津波の大きさを示すポールが立っていました。このチリ地震の記録を残す記念館も有ったような気がします。それだけに津波への対策も練られていたんでしょうが、今回はそれを上回る津波の大きさで、再び町は壊滅的な打撃を受けています。


志津川2日目の会場は港湾施設でしたが、地元の漁協の皆さんが総出で出迎えてくれ歓迎してくれた事が昨日の様に思い出されます。この場所は、港に面した施設ですから、テレビで見てもその姿はありません。実行委員長の昆野さん、及川蒲鉾の及川社長ご無事でしょうか。人口1万7千8百人の内、1万人の安否が不明との事・・・本当に心配です。
最終的に被害の状況がまとまるのは何時になるのか想像もつきませんが、今回は被災地が広範にわたるため、どこをどう支援すべきか、また、我々に何が出来るのか途方にくれます。海外からも援助の申し出が寄せられているようですが、1日も早く被災者の皆さんの安否を確認し、いまだに孤立されている方が救助されることを願わずにはおれません。