かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

義捐金

国内外から今回の大震災への義捐金のニュースが続々と届いています。ビックリしたのはAKB48グループの5億円から、イビョンホンなどが5千万円、企業ではカゴメが3億円、日本マクドナルド博報堂トヨタ車体等々が1億円と、逆にこの金額の大きさが今回の災害の凄まじさを表しているような気がします。このところの中日新聞近郊版にも、周辺の企業・団体・個人からの義捐金が、続々と紹介されていますが、総額がいくらになるのか検討もつきませんね。昨日も、所用で中日新聞の春日井支局に行ってきましたが、話をしている最中にも各団体や企業から義捐金の申し出に来られていました。
ただ、阪神大震災の時に、個人に届けられた金額は被災者が多いという理由で、被害の程度にもよりますが20万円程度で「多くの義捐金が余ってしまった」と後で聞いた記憶があります。今回は、地震だけではなく、津波原発と災害の規模が大きく、被災地も広範囲にわたっていますので、阪神大震災以上の金額が必要だと思われますが、皆さんの善意が確実に被災地や被災された方に届けられる事が肝心です。
報道で見る限り、まだまだ復興と言う段階ではなく、原発事故も含めて、人命救助が優先される時期です。運よく地震津波から逃れても、冷え、寒さに加え食料、水、薬が不足し避難所で亡くなる方も出てきました。暖房の効いた部屋で、パソコンの画面を眺めながら情報を集め、仕事に精を出していて良いのだろうか・・・、何かほかにできる事は無いのか・・・もちろん、平常以上の頑張りが、被災地へ送るエネルギーになる事は頭では理解しているんですが、募金活動くらいしか出来ない自分に忸怩たる思いを感じています。まだまだ批判や意見を含めて自分の思いを語る時期ではないし、目の前にある国難にどう対処するのか、内なる自分と戦う事が必要かもしれません。決して募金は免罪符ではありません。