かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

災害から一週間

災害から一週間が経過しました。福島の原発事故は日に日に深刻度を増してきます。また、被災地や避難所の様子も報道を通じて連日伝わってきますが、道路の寸断やガソリン不足、また、トラックや運転手の不足から中々被災者の皆さんに物資が届かないようです。一日も早く救援物資が届く事を祈っていますが、反面、非災害地域での買占め騒動が、この輸送の足を引っ張っているとすれば大問題。本当にこの国はどうなってしまうのか一層不安が広がります。兎に角今は、冷静に・・冷静に、本当に今必要な事を考える時期です。

さて、今日は午後から木製品を製造している御幸町の八木が募金箱を500個作り寄付したいとの事で、その半分の250個を勝川始め、市内の商店街の店頭に置いてもらうよう貰いに行ってきました。中日新聞や、読売新聞に掲載されたせいか私が行った時も何人か引き取りに見えていました。聞けば遠く北海道や名古屋JCからも申し込みがあったようです。勝川商店街では、明日の弘法市でこの募金箱を本部や出店者、各店の店頭に置かせてもらい募金活動を行います。商店街連合会の加盟商店街では、来週配布予定ですが、ここで集まった浄財で、主に被災地のこどもたちを山形や新潟の温泉地に一時疎開する「こどもたちを救おう・震災疎開」の活動を支援していきます。今日も新潟県越後湯沢町の上村町長さんから「昨日の議会で受け入れについて決定した」と安井さん経由で連絡がありました。受け入れ人数の上限1200名、1泊3食付きで宿泊費は無料だそうです。従って移動にかかる費用や途中の食事代の支援になります。また、地域SNSのネットワークを通じて、こちらも子供達に文房具などを送る「学び応援プロジェクト」も同時に支援していくことになりました。
どちらにしても、震災で大変な目にあった子供達への支援ですから長い目で見る事と、目の前の困難もさることながら10年先、20年先の事も同時に考えなくては・・・こちらも息切れしないよう頑張っていきます。