かちがわ通信

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緊急賛同のお願い?

今日、ある人を介してこんなメールが送られてきました。「緊急賛同のお願い」とタイトルがつけられていましたが

この1021日、政府が第3次補正予算閣議決定したことは既にご存知と
思います。この補正予算は、東関東を襲った震災の復興のため、付けられたものだと言うのが共通の理解だと思います。ところが、添付の声明文案をご覧になればお分かりのように、捕鯨地域の復興を名目として、調査捕鯨の安定的な継続のため、23億と言う予算が計上されました。既に5億+2億(妨害船対策費)が計上されている上のこの予算は、調査捕鯨国営化することをも意味します。私たちは、本来ならば、被災地域や人々の支援にまわされるべき予算が、国際的に大きな批判を浴び、国内でも疑問視されている調査捕鯨継続のため、鯨類研究所の赤字補填に使われることを認めるわけには行きません。<後略>

という内容です。声明文案も読まさせていただきましたが、調査捕鯨に対しては、よく理解しないまま、こういった日記を書くことにむしろためらいも感じますが、自然保護団体に在りがちな、反論の余地のない主張を声高にされればされるほどある種の”胡散臭さ”も感じます。特に私が気になった部分は、最後の

本来ならば、被災地域や人々の支援にまわされるべき予算が、国際的に大きな批判を浴び、国内でも疑問視されている調査捕鯨継続のため、鯨類研究所の赤字補填に使われることを認めるわけには行きません。<後略>」

という部分です。以前、福島のHさんが「反原発の連中に福島が利用されている」と漏らしていた言葉が鮮明に蘇りました。全く同じ構図ではないでしょか。色んな分野で色んな主張はあってもいいと思います。もちろん政府の小賢しいやり方にも憤りも感じますが、少なくとも一見被災地を思いやる言葉で、自らの主張を正当化する文章には疑問符です。