かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

旧友と二人で

今夜は昨年末の同窓会で50年ぶりに再会した石原とふたりで飲み直し。場所は、彼の所属するRCのメンバーで、料理組合等でお世話になっている大先輩の料亭蔦茂さんです。

深田さん自らが岐阜の清流で釣り上げた岩魚と蔦茂オリジナルの純米大吟醸を差し入れて頂きました。美味しい料理と素晴らしい雰囲気は「場」を作りますね。昔話は尽きません。また11月に同じく同級生がいる松坂を訪ねることになりそうです。楽しみです。

映画「フィリピンパブ嬢の社会学」を世界に届けたい

ちょうど一年前、明治村のチャペルで撮影がスタートした映画「フィリピンパブ嬢の社会学」。最初にこの話を聞いたとき,主旨には賛同するものの「いくらかかるの?」「その資金集まるのか?」が頭をよぎりましたが、白羽監督の熱い思いとともに、この話は「我々日本人の根底にある偏見と差別に真正面から向き合え」と言われている気がして、どうしたら不可能を可能にできるのか、みんなで真剣に考えました。
ただ、当初問題になったのは「フィリピンパブ嬢」というタイトル。しかし「偏見と差別に向き合うためには他のタイトルでは意味がない」というこれも白羽監督の言葉に腹を括ることにしました。また、資金調達の仕組みも、実行委員会と有限責任事業組合(LLP)という座組で進むことも決定しましたが、全く経験のないジャングルを三谷プロデューサーはじめ映画スタッフや皆さんのアドバイスを聞きながら手探りで進めてきました。
 当初は文化庁助成金も取りに行ったんですが、準備の段階で難しいことが判明。しかし、この映画を海外、特にフィリピン国内の方たちに見てもらうことが多文化共生からも絶対必要と考え、今回のクラウドファンディングを実施することになりました。
大事なことを教えてくれるこの映画を世界に届けたい!国際映画祭へのエントリーと海外上映の挑戦に必要な費用について、皆様のお力をお貸しください!

映画「フィリピンパブ嬢の社会学」名古屋地区先行公開決定

大変お待たせしました。昨夏、春日井市内を中心に撮影した、春日井市制80周年記念事業・映画「フィリピンパブ嬢の社会学」名古屋地区先行公開が決まり、昨日発表しました。
11月10日(金)、上映館は名古屋駅前のミッドランドスクエア シネマとミッドランドシネマ 名古屋空港。主演の前田航基さん一宮レイゼルさんの舞台挨拶も、日程は未定ですが準備も進めています。
また、この映画は二人の純愛が中心ですが、同時に多文化共生のあり方もテーマになっています。そこで、何とか海外(フィリピン)でも上映したいと考え字幕版の作成と海外映画祭に出品するための費用をクラウドファンディングを実施することになりました。一人でも多くの皆さんのご協力をこころからお願いいたします。

ふるさと納税返礼品

春日井市と多治見市が共同でふるさと納税返礼品を開発。その記者発表に参加してきました。多治見の美濃焼の器に春日井のサボテンをという企画ですが、以前両市の交流会で出た話しが本当に実現しました。サイトに掲載されるのは10月頃になるそうですが、人間国宝の鈴木徹さんや若手作家の作品もあり、寄付額がいくらになるのか気になるところです。

 

商店街なつまつり

今日は会頭の代理で鳥居松下街道なつまつりと繁田発展会のなつまつりに出席しご挨拶をさせていただきました。まさに夏本番。

鳥居松は昨年から三商店街合同になり、春見公演と八幡小学校のグランドで開催しています。また、春日丘高校のインターアクトクラブの生徒さんも運営に加わり大活躍です。

こちらは繁田発展会の夏祭り。両会場も「猛暑の中準備いただいたスタッフの皆さんに感謝」また、お客さんも例年より多いのではと話されていましたが「水分を十二分に取ってもらい、事故のないように楽しんでください」と話させてもらいました。

今年は仕事などの関係で参加できる夏まつりは今回だけです。他の商店街の皆さんスミマセン。事務局が伺います。

在バンクーバー日本国総領事館の「日々の活動」にアップ

20時間のフライト経験は初めてでしたが、そのせいか時差ボケもなくただただ暑さだけが体に堪えています。帰国後、会議や打ち合わせ等々、一週間空けると怒涛の様に押し寄せてきますが、お陰様で疲れも一段落しましたので、またケロウナ訪問の報告も少しづつ書いていきます。
今日、在バンクーバー日本国総領事館の「日々の活動」にアップされたと報告があり、また、ケロウナの新聞に載った記事の写メも送られてきました。単なる記念写真と思ってふざけてしまいましたが、遊びに行った訳ではないことがこれで証明されました。公務です。公務ッ 自費ですがねw
領事館HPのリンクはコチラです。
 

 

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問6日目

さて、今日は帰国日。朝ホテルをチェックアウトしケロウナ空港へ。滞在中の色んな思い出を語りながら再開の約束をしつつ姉妹都市市民の会の皆さんとお別れの挨拶をしていると、何とケロウナからバンクーバーまでのエアカナダ便が突如キャンセルされたとの一報が入りました。理由も分からないので、ツーリストアイチの井上やケンさんが4時間以上粘ってくれたんですが、替わりの便が無いようで、結果もう1泊することになりました。

再度、今朝チェックアウトしたホテルに戻り待機していると、夕方にロビーに集合の連絡があり、最終的に4グループに分かれ、それぞれ違うルートで帰国することになるとのこと。我々のグループは、ケロウナからトロントまで行き、そこから成田、セントレアというルートのようです。

いま夜の10時です。本日2回目のケロウナ空港、機上に20時間、トランジット時間も含めると28時間掛かるようです。

深夜のケロウナ空港からトロントへ。約4時間のフライトでしたが深夜便なので爆睡しあっという間の到着。しかし機内が寒くて寒くてどうも風邪を引いたみたいです。初めて行ったトロント東海岸でケロウナとは時差+3時間。空港で朝食したんですが今日が何日の何時か???

約5時間のトランジットでトロント時間12時20分の出発で成田へ。フライトレコーダーでは10500㎞、15時間。カムチャッカ半島キリキリのところを飛んで行くようで、昔あった大韓航空機事件を思い出しました。それでもお陰様で20時ごろ成田、セントレア経由で無事帰宅、ご心配をお掛けしました。別グループは①ケロウナ→カルガリー→香港→成田→セントレア②ケロウナ→バンクーバー→仁川→関空③ケロウナで一泊し一日遅れで本来の帰宅ルートだったそうです。①と③のメンバーは成田で合流しました。それにしてもなんでこんなことになったのか? 真相は良く分かりませんがバンクーバーのエアカナダの運行管理担当者が、働き過ぎで業務につくことが出来なかったとかw それも我々が乗る予定だった便だけ管制が出来なかったようで「何ともまあ」な理由で全員が振り回されました(涙)

最後は思わぬトラブルに巻き込まれましたが、ケロウナ初訪問これで終了です。ケロウナ姉妹都市市民の会のケン会長と奥様、なぎささん始めケロウナの皆さんの本当に温かいもてなしのお陰で思い出に残る楽しい旅でした。一緒に行ったメンバーにも感謝します。拝

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問5日目

最終日は夕方まで自由行動。市内観光などオプションがありましたが、わたしはゴルフを選択。カナダでゴルフなんて贅沢は、中々出来ませんのでこれにしました。スコア? これだけのロケーションです。細かいことは気にしない(涙)ただ、一緒にまわって頂いたジョンさんには、しこたま迷惑をかけました。

因みにこれは私ではありません。ケロウナ市街に向かって・・

夕方は、観光組とホテルで合流し、高級老人ホームのMissionwood Retirement Resortの視察兼ケロウナ姉妹都市市民の会の皆さんと最後の会食です。この施設は名前通り65歳以上で医療を伴わない比較的元気な高齢者の施設だそうです。

施設内の見学もしましたがシアターからスイミングプール、ビリヤードやダーツ等々娯楽設備も完璧に揃っています。

部屋も案内してもらいましたが、スイーツから家具を持ち込むタイプまで、まるでリゾートホテルですね。料金をお聞きしましたが月額で最低40万円とのこと、入会金は不要で1年以上の利用が条件とのことです。

丁度食事時にお邪魔しましたが、フルサービスのコース料理を楽しんで居られました。

カナダ国内はじめアメリカ、日本の方も1名居られるようです。富裕層が老後をここでのんびり暮らす姿は理想なんでしょうね。当日は庭でオールディーズのバンドが生演奏していました。

会食では知床がご出身でカナダの方とご結婚されケロウナにお住まいのまゆみさんご夫婦とご一緒させていただき、カナダの税制、特に固定資産税の課税方法などお聞きすることが出来ました。日本で言う法人税は州や連邦政府から課税され市民税は無いとのこと。ただ、固定資産税は毎年課税額の通知があり支払うようです。しかし、個人の場合はカナダは良い場所があるとすぐに引っ越しをするそうですが、ケロウナの様に不動産価格が急上昇し売却益が出ても、それには課税されないとのこと。ただし、法人の場合は利益の50%が課税対象になり、かつ個人の売却益に因って税率が変わるようです。決して安くは無さそうです。いずれにしてもケロウナは功を遂げ名を成したお金持ちが集まる街とのこと、若い人には住みにくいのかもしれませんね。

そういえば今日ゴルフで一緒だったジョンさんは、この施設のマネージャーです。迷惑を掛けたお詫びをし扇子をプレゼントしました。これで今回のケロウナ訪問はすべて終了。翌日には涙のお別れ・・・・だったんですが(笑)

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問4日目-5

さて、今日の夕食は新しく出来たシーフードのお店 Erica Jane Restaurantです。市内には高層の高級マンションがどんどん開発されていますが、その1Fに出来たお洒落なレストラン。店名はオーナーの亡くなられたお嬢さんの名前だそうです。

店内の雰囲気も良く内装には木をふんだんに使ってあります。別の意味でビックリしたのはトイレw 男女別ではなくすべて個室。これからこういう考え方になって行くんでしょうね。先進事例を目の当たりにしました。

料理は素晴らしく洗練され美味しかったです。ディナーなんですが日没が遅いので写真だけ見るとランチですね。

その後、市長はLady of the Lake Eventに参加するためRotary center for the  artへ移動。これは2023年度のミス・ケロウナを選考するイベントのようです。私も議長、姉妹都市市民の会の関係者など10名ほどの招待者に加えて頂きましたので見に行きました。ケロウナ空港で出迎えてくれた5名から選ばれるとのこと。こういった地元のイベントに参加する機会はありませんので楽しかったですね。市長さんの英語のスピーチも中々でした。

なお、2022年度のミス・ケロウナは今年の春日井まつりに来られるとのこと。再会が楽しみです。今日の予定はこれで終了。ホテルに帰ったら10時を回っていました。長い一日でした。

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問4日目-4

ランチの後は、これも楽しみにしていたSummerhill Pyramid Wineryの工場見学です。このワイナリーのスパークリングは当店で開催したカナダワイン会でもお出ししています。

奥様のりゑサイプスさんは日本の方で自ら案内していただきました。広大な敷地に植えられたブドウはオーガニックに拘られオカナガンワインの特徴にもなっています。

築100年以上になる開拓当時の住居や竪穴式の住居も見学コースになっています。

ピラミッドを模したワイン倉庫も見学させてもらいましたが、出荷される前何日かはこの場所でねかせるとのこと。すべてに拘りを感じます。

最後には工場とテースティングの場所に案内され、下戸なくせにしたり顔で蘊蓄を垂れてきました(笑) お土産にカナダワインと言えばIce wine3本購入してきました。

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問4日目-3

今日のランチはkelowna Yacht clubでケロウナ市主催のウエルカムランチ。

Tom Dyas市長の歓迎の挨拶から始まります。

テーブルメンバーで記念撮影。私の後ろに立たれているのが、ケロウナ商工会議所のDan Price会頭ご夫婦です。彼は47歳保険業をされています。春日井商工会議所が4300会員と伝えるとビックリされていました。また、ケロウナの問題をお聞きしたら「雇用」と「治安」だそうです。大麻が合法化され治安が一気に悪くなったとか。これはアメリカの西海岸でも同じだそうです。

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問4日目-2

Water Front Parkに続き、個人的には一番興味のあったInnovation Center「Spaces」です。個人起業家から大規模なイノベーション、テクノロジー企業が公的支援を受けスタートアップを目指す仕組みです。

自然採光が良い感じです。この吹き抜けを中心に,各階に会議室や企業ブース、研究スペースがあります。

ココは一階のフリースペース。壁には個人の名刺や企業の事業案内が貼ってあります。

ここはオカナガン大学のスペース。ドリンクコーナーもあり気軽に意見交換ができる仕組みが作られています。

ビルの最上階には人工芝が引かれバーベキューが出来る設備もありました。頻繁にパーティが開催されているようです。春日井でもスタートアップの仕組みを構築中ですが、大変参考になりました。

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問4日目-1

ロウナ2日目は、今年6月に完成したPandosy Waterfront Parkの視察から始まります。バスケットボール、テキストの画像のようですこの公園は,オカナガン湖のウオーターフロントにカヤックやパドルボートが楽しめる設備や、歩行者通路、サイクリング、バスケットなどの施設が設置されています。

ビックリしたのは体の不自由な人もカヤックに乗れる設備です。実際に試してみましたが、車いすからもスムーズに移動できました。2人の画像のようです元々、First Nations(先住民の人達の呼称)の土地に作られたことから彼らへの感謝と配慮が随所に見られ、この公園に植えられた木や土、芝生もすべて現地もしくはケロウナ周辺から運ばれたそうです。完成までに約10年の歳月が費やされ、造成費も州や連邦政府からの補助金と近年建築が進む高層マンションへの税金で賄われたとのこと。公園をつくること一つとっても考え方が日本とは違います。

姉妹都市カナダ・ケロウナ訪問 3日目-2

その後、ケロウナ市役所にTom dyas市長を表敬訪問。

トム デァィアス市長は、2016年に春日井に来られていますが、その時の肩書きは、商工会議所の会頭で、ままま勝川とタネヤをご案内させていただきました。

今回は、春日井ガーデンの銘板の除幕式を行うことが決まっていましたので、両市の市長、議長、姉妹都市市民の会、商工会議所で記念品を交換。

予定外でしたが、わたしも英語より得意な日本語で一言ご挨拶させていただきました。

今年で42年になるそうです。1987年鈴木義男市長の名前が刻まれています。

この春日井公園はカナダで2番目に立派な日本庭園だそうです。先人が築き守ってこられた功績に心から感謝します

オカナガン湖の畔のセールのモニュメント。朝宮公園にあるのはこれをモチーフしたものです。

セレモニー終了後は、姉妹都市市民の会のメンバーのご自宅で歓迎会にご招待して頂きました。希望者だけでしたがメンバーの方のモーターボートでヨットハーバーからご自宅まで送って頂きました。

まさに大豪邸! 最後の写真は、このメンバーのご自宅の専用桟橋。ここまでボートで送っていただきました。

楽しい時間はアット言う間。みなさんのホスピタリティには感謝の一言です。7月のケロウナはベストシーズンだそうです。機会があれば是非来てみて下さい。オンとに素晴らしい街です。