名古屋城を中心として尾張を守護する「尾張四観音」。竜泉寺と笠寺は以前紹介しましたが、昨日は残りの荒古観音と甚目寺観音に行ってきました。高速を乗り継ぎ約30分中川区です。今日は秋晴れの素晴らしい天気で気温も高く、山門の日陰のベンチでスケッチされていた老婦人も気持ち良さげです。
この山門の二体の仁王像は円空作。NHKの大河ドラマ「利家とまつ」で有名な「前田利家生誕地まで200m」の看板につられ行ってきましたが、道を間違え大回りで倍以上の距離(帰り道は確かに200mでした)。住宅街を抜けると荒古城址・富士権現社という神社がありました。ただ、看板がなければその辺りの普通の神社です。
さて、荒古観音を後にして北へ車で約30分、鳳凰山甚目寺です。西暦597年と法隆寺や四天王寺に次ぐ古刹だそうですから1400年を超える歴史にはビックリです。偶々毎月12日に行われる「甚目寺観音てづくり朝市」が開催されていて久しぶりにマルシェ気分を味わうことが出来ました。また、境内の施設12か所を巡るスタンプラリーもあり御朱印をお願いする間に一回りしてきました。なかなか工夫されていて楽しかったです。
境内にはザッと50店位でしょうか、内容も良く仕切のセンスも感じられ若い人が沢山来られていました。この手のマルシェはコロナの影響で中止するところが殆どですが、主催者の意思って大切ですよね。弘法市も見習わなきゃ。。