かちがわ通信

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行政運営懇話会

春日井市役所

会議所の宛職で春日井市の行政運営懇話会委員を拝任しています。これは行政運営基本方針に関わる市の施策に対してご意見をという会です。通常は、毎年開催するようですが、私が拝任して以後コロナの関係で中止になっていましたので初めての参加。一週間前に当日の資料ですと分厚いコピー用紙の束が届きました。当日までに目を通して質問があれば事前にとのメッセージもついています(怒ッ)

さて、行政運営に関する会議ですので「人材育成」「組織強化」「働き方改革」が主な内容でしたが、男子職員の育休取得、キャリアアップ、専門職が必要か等々総務部主幹の会議ですので、人事課、財政課、デジタル推進課の主査クラスの職員さんから質問を受け、それに委員(大学の先生2名、専門家、婦人団体の代表と私(商工会議所)5名が答えるという形式で進められます。育休に関しては「取得する側に精神的な事も含めて負担が掛からないような計画を事前に作っておくことが必要」「専門職については神戸市の例を参考に100%必要で、それを薦めないと議論が深まらない」等々意見を言わせてもらいました。また、最後に資料には「費用対効果」「労働生産性の向上」の文字が多くみられるが、インプット(労働時間、予算)は理解できるがアウトプットについての指標はと聞いてみました。企業に於ける売上とか付加価値(利益)にあたる指標なんですが、なんとアンケートによる「市民満足度」と言う返答。実は多分そういう返答が来るだろうなとは想像していましたが、折角デジタル推進課を設置したので、様々な状況に応じてどんな政策が必要なのか、データと公共政策の意思決定の仕組みとか、この市民満足度を何となくではなくどうしたらデータ化できるかを是非考えてもらいたいと強く思いました。DXという言葉だけが先行していましたが、重要なのは「D」より「X」です。