統一地方選挙第一幕終了。自民党公認の神戸ひろみさん、伊藤たかはる君、日比たけまささんは順当に当選。ただ、公明党の市川さんが惜敗しました。「まさかの坂」です。投票率は前回とほぼ同じの34％代。得票数を見ると神戸さん＋1.079票、日比さんー2.129票、市川さんー3.368票、今回勇退された伊藤勝人さんが後継指名した伊藤君は1.581票上積みした結果となりました。
ここまでの票をプラスマイナスするとー2.837票となります。昨日もある人が、公明党の支持母体の高齢化や統一教会問題の影響を言っていましたがそれもあるんでしょう。ただ、前回と大きく違う点は共産党が候補者を出さなかった点。末永君の知事選の春日井での得票が11.305票ありましたので、共産党の前回の12.987票のうち、かなりの票が末永君に流れたのかもしれません。末永君の是非は選挙期間中でも色々ありましたが、自民は別として行き場の無くなった票の受け皿が末永君に流れたと見るべきなのかもしれません。シルバー民主主義と言われる昨今ですが、無党派層が増えれば増えるほど混沌の時代になっていく気がします。これは別に悪いことでは無く、多様性を担保するには必要なことです。
