かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

全国まちづくり商店街サミットふくしま大会

第12回全国まちづくり商店街サミット10月22-23日、福島市で開催された第12回全国まちづくり商店街サミットに出席してきました。全国から商店街関係者をはじめ、行政・会議所の担当者、また今回は農商連携もテーマになっていますので、農業関係者も参加し、総勢350名の出席者です。開会のセレモニーのあと、東西まちづくりスペシャリストに聞くと題して、青森市コンパクトシティーの仕掛け人加藤博氏と佐世保市商連会長の竹本慶三氏。今や時の人の両人ですが、加藤氏は「まちづくりの主旨・目的が一致した元気なリーダーが必要。また自助、互助、公助の順番が大切だ」と、また、竹本氏は「商店街はまちの生活をサポートする役目を担い、市民に支持を得る目線が必要」と話されていました。


未来の連携また、休憩を挟んで行われた「未来の連携」のパネルディスカッションでも、大学とや、農業との連携事例が発表されましたが、結局1)ギブアンドテイクでも最初のギブが肝心 2)金儲けではなく、ひと儲け・・つまりネットワークが大切 3)走りながら考える この3点が大切だと教えられました。
しかし、話を聞けば聞くほど、各地の商店街が疲弊している現状が分かります。ここ3年間で、10万店が閉店に追い込まれているそうですが、単純計算で1日90店になります。一方大型店でも、先日のイオンの発表では、閉店ラッシュに拍車がかかり、中国をはじめとする東南アジアでの出店にシフトするようです。生き残りをかけた戦いなんでしょうが、巻き込まれた方は堪りません。


楽しい仲間飯山大会に初めて参加し、今回のサミットで、ちょうど半分の6回目になりました。一昨年の春日井大会にも、沢山の人に来てもらいましたが、会を重ねるたびに、多くの人と話をし、沢山の人と仲間になる事が出来、懇親会でも、自然と集まり話に花が咲きます。まさに、参加すること=元気を貰いに行くようなもの・・・来年は、和歌山県田辺市での開催が決まっていますので、また参加したいと思っています。 


二次会さて、二次会は、福島商工会議所青年部が街のにぎわい創出事業として設置し、三年間の補助の後、同じ青年部のメンバーが、営業を引き継いでいる「ふくしま屋台村こらんしょ横丁」で開催。このサミットを陰で支えた福島商工会議所青年部のメンバーを交え、楽しい時間を過ごす事が出来ました。若い連中と街づくりを語ることは、刺激にもなり良いもんです。
うまく写真がとれませんでしたが、埼玉県戸田市の森さんがブログにアップされていますので、こちらをご覧ください。森さんは安井議員の小学校の同級生。本当に穏やかな方で、いつもご指導いただいています。