かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

追難豆まき&まちづくり

昨日の振興券に関して少し書き足しますが、実は我々小規模零細商店にとって、どこまでこの振興券を取り込めるかが問題です。10%のプレミアムがついても、大型店がこれを上回る値引きをしたら、効果が薄まりますし、額が大きくなれば、資金繰りの問題も出てきます。まさか振興券で支払いをするわけにも行きませんし・・どちらにしてもそう単純な問題ではありませんが、折角のチャンスを指をくわえて見ている手もありませんし、域内(市内)での消費に回すことが必要だという点は、皆さんの意見は一致していますので、頑張って主張していきます。

豆まきさて、今日は節分。恒例になった大弘法の追難豆まきを実施。今年は平日開催で、天気予報も良くなかったので人出を心配していましたが、それでも時間になると会場いっぱいの人が来てくれました。袋の中には、豆とともに商店街の各店舗が協賛した割引券などが入っていますので奪いあいです。こういった行事も、かっちぃに乗って、来てくれるようになると良いのですが。

その後、6時30分からは勝川駅周辺まちづくり協議会の新年会に出席。相変わらず「不況」の2文字が飛び交いますが、まちづくりは景気に左右されず長期的な展望に立つことが必要です。持続化可能なまちづくりへの資金をどう調達していくかという視点も大切です。私は以前から市の補助金や税金に頼るのでなく、自主的な資金が拠出できる仕組みづくりとしてBIDという手法が良いと思っていますが、広く薄く賦課できる、また共同化する事でのメリットをまちづくりに生かすべきだとも思っています。
まさに今回の地域振興券の件も同じです。
世の中の価値観はどんどん変わっていきます。今まで小さな政府を目指せを合言葉に地方分権が叫ばれてきましたが、オバマ新大統領の「大きいとか小さいとではなく何をするかが大切」の一言で、その価値観に目がいくようになりました。街もどんどん変わっていきます、先駆的かつ長期的な視点に立って、各人が関心を持って考えていければ良い街が出来て来るんですが、人の批判よりまず自分。自分が何が出来るかを真剣に考える時代だと思います。