かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

50周年に向けたビジョン

一昨年の12月に、春日井商工会議所として50周年に向けての中長期ビジョンを作ろうと会議が召集されました。会議所としては数回の会合で意見を聴取し、学識の先生にまとめてもらうつもりだったようですが、委員から「アリバイ作りのビジョンでは作る意味がない」との意見が出され、実に一年以上、分科会を含め21回の会合の末やっと本にまとめることが出来、その最後の会合が今晩開催されました。

今回のビジョンは、各委員がそれぞれ数項目を執筆し、それを委員会で発表し、方向性を決めるという手法で進めましたので、全体のバランスもさることながら、金太郎飴的などこの都市にも通用するようなものではなく、春日井らしさが随所に表現されています。
特に春日井の顔づくりと持続可能なまちづくりという項目では「ホテルプラザ勝川を中心とした勝川のまちづくり」を挙げ、ホテルプラザを市民の共有財産と位置づけ、地域のコミュニティの核・観光拠点として機能強化を図るとしてあります。また、勝川のまちづくりをフロントランナーとし、勝川をまず成功させ、このノウハウを広く春日井市内に広めていくと提言しています。
また、ケーブルテレビやFM、WEBなどを融合させた「春日井版クロスメディア」を構築し、商業は勿論、地域の情報ツールとしての役割を持たせたらという意見や、さらに「食べるサボテン」を中心としたサボテン産業の育成、外国人労働者の活用や学校教育における職場体験の促進など、幅広い提言が満載。
このビジョンは今週木曜日に開催される、商工会議所の議員総会で報告されます。