かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

年度末に思う

昨日の寒さで、ほころびかけた桜のつぼみも一休み。今年は開花が早く卒業式が過ぎる辺りで満開かとも言われていましたがお陰で入学式まで桜の花が持ちそうです。今週末が見所との事ですが、お天気がどうも心配です。「天気も良く桜も満開・・」という日はそう何日もありませんね。だから「桜」に風情を感じるのかもしれませんが。
さて、今日いつもお世話になっているNPOまちづくり協会の理事長三橋先生から先日の全国タウンマネージメント会議での様子をメルマガで送っていただきました。三橋先生とは、最近では昨年の和歌山県田辺でのサミットや高田馬場で開催されたアトム通貨の説明会でお会いし何度かお話を伺った事があります。特に気になったのは富山の事例ですが、富山市は行政を中心に、ライトレールなどコンパクトシティの先駆的な取り組みは全国的に有名ですが、先生のコメントは
中心市街地活性化基本計画第一号認定都市の富山市。 計画事業は順調に進展、27事業のうち25事業は完了。拡散都市からコンパクトシティへの転換は、森市長のリーダーシップのもとで順調に行っているようです。最大のネックは、”既存商店街”にありそうです。
私は、一言で言って、郊外の大型店等と、中心商店街がどう闘って勝利するかにかかっていると思っています。闘い方はいろいろありますが、同じようなことをやっては勝利は覚束きません。当然、智恵や工夫が必要です。難しいことかもしれませんが、消費者が中心商店街を選択してくれなくては、中心市街地の活性化は難しい。過去30年の負け戦で、自信をなくした、お金もなくした、元気もなくしたやる気もなくした商店主が集積している商店街、それを変革していかなくてはならない。そんな思いを改めて強く感じました。」というもの。
私は常々、中心市街地の活性化について「商業以外の要素が必要だが、商業のない中心市街地はありえない」と思っていますので、先生のコメントには思わず考え込んでしまいました。大型店と同じ土俵の上では戦えない事は明白ですが、何か大型店にはない要素が「街」には必要です。小さな成功を積み重ねる以外方法はないのかもしれませんが、必ず答えはあると思っています。諦めず前に進むことが大切です。
明後日には新しい22年度が始まります。気持ちをリセット!!頑張りますよ。。