かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

元気な商店街を作るー市民委員会

4月から始まった市の施策を検証する市民委員会。先日、中間報告会を開催しあと数回残すのみとなりました。私は「元気な商店街をつくる」という目標に対して、空き店舗対策、環境整備などの事業の現状分析をしつつ課題を抽出し、これに対する意見や提案をするという第2部会に所属しています。
いままでの会議は全て市役所の会議室で担当の経済振興課の説明を聞きながら行ってきましたが、最終提案をまとめるについて「やっぱり現場も見なくては」と提案させてもらい、夕方5時に集合、市のマイクロバスで、味美、勝川、春日井区、東野、鳥居松の各商店街を回りました。途中雨も降り出したので、予定のルートを変更しましたが、それでも、勝川と鳥居松はバスを降りて歩いて視察することが出来ました。私自身、勝川は兎も角この時間帯に他の商店街を見る機会はありませんでしたので、意外な発見もあり大変参考になりましたが、殆どの商店街が道路に沿った沿線型で、歩いて買い物が出来る商店街は勝川と鳥居松だけです。その鳥居松も本通り(四九の市通り)は、約350m程の長さがありますが、営業していたのは僅か4~5軒、広小路も立派なアーケードがありますが、どうしてもシャッターの閉まっているところが目についてしまいます。ただ、大きな面として捉えれば、意外と店が多かったというのが皆さんの感想でした。
その後、市役所に戻り一時間ほど会議を行い感想をお聞きしましたが、今回は提言まで踏み込んで検証しようとしていますので、人・物・金が必要までは理解が出来るんですが、それでは具体的に何をすればという部分になると、実際の街の様子を見た後では言葉に詰まってしまいます。後2回の会議が予定されていますので、何とかまとめる方向で話を進めていきますが・・
夜には119の会合に出席し、今日の話をしましたが、確かに賑やかさはあるものの、組合員さんの負担が相当大きい勝川ですので「他の商店街は楽でイイよね」なんて愚痴も出て来ます。ただ最終的には自分(自店)に降りかかってくる部分ですので、この辺りの理解はしっかりとしていかなくてはなりませんし、物が売れない時代ですから、しっかりと勉強し、横の繋がりで足元の需要に応える事が大切です。