かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

どうする商店街・トコトン車座研修会

昨夜から今朝にかけて落合公園にあるグリーンパレス春日井で市商連主催の勉強会を開催。「どうする商店街・トコトン車座研修会」と題した会ですが、そもそも商店街がなぜ必要か、我々自身の問題も含め再確認する意味で話し合う内容です。これは昼の数時間で結論が出る内容ではなく、この際、徹底的に話し合おうと言う事で宿泊にしました。

夕方5時半集合。早速、西脇プランニングオフィス西脇先生からの「商店街そもそも論」の講演から始まりました。商店街はSCと違い、経営ベクトルが違うのでチームとして統一した戦略に欠ける点があると指摘され、個店と住民のWIN WINの関係を構築するため”地域を耕す”という発想が大切だと話されました。6時半からは「商店街それぞれ論」と言う事で、勝川、鳥居松、高蔵寺の各商店街の現状や、やっている事業の説明をしました。勝川は私から再開発と区画整理、弘法市について、鳥居松は、今度新しく設立した「とりいまつなぐカンパニー」についてD君から、高蔵寺ニュータウンの現状も含めてA君から報告しましたが、いつもは何気なく見ている商店街も深堀をしていくと結構問題も多くやるべき事も見えてきます。私が時間延長したせいかもしませんが、色んな話も飛び出しその後のパネルディスカッションの時間が無くなってしまいましたが、8時半から弁当で食事をした後、会場を宿泊の部屋に移し「車座真剣トーク」です。ここからは、本音で話そうと、お酒も入れながらの進行ですが、特に、中心市街地の鳥居松地区の今後に話が集中しました。鳥居松の現状は、テレビでシャッター商店街と揶揄されるほどですので、言うまでもありませんが、若者、よそ者を中心としたカンパニーの設立など、ここへきてやっと再生への芽が出てきました。この芽を潰さないよう、行政、会議所も側面から支援しています。まず、近未来の姿を浮かべながら夢を語り合う事が必要です。私からは、春日井駅の建て替えの話も出ていますので、西口を設置し、人の流れを誘導するのも一つの方法と提案しておきました。まずは地元の人がどう考えるのか・・・これが一番です。

otiaikouenn最初は、議論が出来るのか心配していましたが、いざ始まると、延々と続き、終了したのが深夜の2時。朝起きて久しぶりにグリーパレスから眺めた景色も新鮮に見えました。