かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井市の支援策第一弾

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今朝の中日新聞近郊版に、新型コロナ関係の春日井市独自の支援策が載っていました。正確には30日に開催される臨時議会に提案され承認されるとのことです。私も時間の都合が会えば傍聴に行きたいと思いますが、まずは支援策第一弾です。伊藤市長の「長丁場が予想される中、事業者や市民と一体になって乗り越える支援を」というメッセージは本当に心強くありがたいと思います。私はいままで「自助、共助、公助」の順番で、TANEYA、ままま勝川の開発でも補助金に頼ることなく、仲間と事業を進めてきましたが、今回のコロナショックは、あまりに影響が大きく民間だけでは何ともならないところまで来ています。従って当面は「公助、共助、自助」この順番が重要になってきますし、さらに、こういったメッセージは、「何を言う」のも大切ですが「誰が言う」かが大きいですね。まずは、我々の話に耳を傾け真摯に考えていただいた伊藤市長に感謝です。

さて、記事の内容ですが、県の協力金の支給対象外の店舗に一律10万円支援する件は、営業自粛対象になっていない、例えば飲食でも元々夜営業していないカフェや喫茶店、和洋菓子店、スーパー以外の肉屋、魚屋、八百屋などは、営業的に大きな影響を受けているにも関わらず感染予防という意味では三密に当たらず外されていました。しかし、これらの店舗は小規模で家族経営の店が多く、古くから街や地域を支えてきた人ばかりです。「このままいくともたんヮ 廃業せな・・」という話も直接聞きましたので「市として何とか希望が持てるよう救済してほしい」とお願いしていました。また、新たにテイクアウト事業を始めたり、この際業種変更や業態変更を考えている事業者向けの補助金については、打ち合わせ段階では10/10の補助だったんですが、何故か対象経費の1/2に変わっています。多分、財政当局との協議で変わったと思いますが、発表された以上変われませんので、残りの1/2は商工会議所で手当てできるよう週明けに相談してみます。他にも、第2弾、第3弾の支援策も同時進行で協議中です。まずは「やれることからやろう」というメッセージ、しかと受け止めます。

コロナショックで消えた言葉

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それは「集客」 つい数か月前までは、まさに商売の基本中の基本。今は「客を集めるな」ですから大きく様変わりしました。

ここから少し昔ばなしをします。平成の始め、東野町落合公園内にあるグリーンパレス春日井の業務を受託したときに、大学の先輩から、当時銀座にあったホテル西洋銀座の支配人をご紹介いただき、弊店の責任者を研修に行かせたことがありました。ご存じの方もおられるとは思いますが、このホテル、セゾングループの威信をかけた高級ホテルで、私も研修中に一度だけ泊まったことがありますが、ホテルに到着すると、コンシェルジェが登場。チェックインカウンターはなく、大きなデスクが2本置いてあるレセプションルームに案内されチェックイン。昭和天皇大喪の礼の時に、ブラジルの大統領が宿泊されたと言っていましたが、豪華絢爛という訳ではありませんが、落ち着いた品の良さがにじみ出る雰囲気です。サービスも一流で、例えばホテル内には自動販売機はゼロ、タバコをと電話をすればスタッフが届け、腰に持病がといえばベットを入れ替え、ビデオを見たいというと、スタッフが部屋に届けてくれます。僅か80部屋位のホテルでスタッフが200人と言っていましたが、色々話を聞くと、コンセプトは「お客様を動かさない」ということでした。ホテル自体は紆余曲折の末、倒産、解体となっていますが、何でこんな話を書いたかというと「集客」が出来なければ「サービス」を動かすしかないのではと考えたときに、この話を思い出したからです。

アフターコロナで、社会が変わると言っている人は沢山いますが、どう変わるのかは、まだまだ先が見えないだけに誰にも分らない部分だと思います。しかし、あれだけ、赤や青に着色された飛沫の動画を見せつけられると、コロナが終息しても以前のような賑わいが戻るでしょうか。。むしろ、今後は商品やサービスを届けるサービス「お客が動かなければ自分たちが動く」これこそが次世代サービスの形のような気がします。今日も商工会議所で調べてもらったんですが、案の定、春日井観光コンベンション協会で、公民連携事業として5年目を迎える「移動販売車 道風くん」 前年比130~150%の伸びだそうです。早速、知人と打ち合わせをして新事業の頭出しをすることが出来ました。内容はまだまだ公表は出来ませんが、ピンチはチャンスの導火線! ブスブスと燃え始めています(笑)こうご期待です。

ピンチはチャンスの導火線

永田町夕景

「経済が死ぬ」と言いますが、今回のコロナショックは、戦争でも台風、地震のような自然災害でもなく社会的インフラは毀損していませので、コロナが収束さえすればV字回復できるかもという人もいます。しかし、揺り戻し需要はあるものの、社会インフラが毀損していない以上「復興需要」は無く、さらにすべての価値観や仕組みが変わる中で、コロナ以前に戻るとは到底思えません。すべてに先が見えない中、不安はどんどん広がってきますが、いつの世も「ピンチはチャンス」の繰り返しです。私は、今回に限り「ピンチはチャンスの導火線」と言っていますが、要は時間差があるのではと思っています。この自粛の間、頭をフル回転させアフターコロナを考えねばと思っています。

我々飲食業は現金商売です。日々の売り上げが明日の仕入れや人件費の元になり、この回転数が上がれば経営は順調で止まれば苦しくなってきます。業種が変わってもこの回転のサイクルが変わるだけで基本は同じです。今回のコロナショックは社会的インフラは毀損していませんので経済の総量はそのまま、わかりやすく言えば、売れない(買わない)という事は、お金が買い手にそのまま残っているという事です。ただ、今は我慢の時、貯金を切り崩し必要なら借金して当座を凌げと言う人もいますが、これは家計の話。経済は資本の回転数ですから「経済が死ぬ」という事は、まさにお金が回らない現象なので、まず、これを理解しないと経済対策は出来ないという事になります。

ただ、今は将にコロナとの戦時下なので、とにかく「事業継続」と「雇用の確保」が最重要課題。資金繰り融資のメニューがどんどん出てきますので、まずは借りれるだけ借りる。そのうえで、本来は損益分岐点を下げるために固定費を考えるんですが、売り上げが限りなくゼロに近いので、賃料交渉、リース契約の見直し、休業中の給与を確保するための雇用調整金、さらに持続化補助金や営業自粛協力金などの情報もこまめにチェックし、まずは、今年の年末までの約半年、生き残る術を考えます。

三密を断密(笑)

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愛知県に緊急事態宣言が発出されて以後、日に日に街は静かになっていきますが、スーパーの駐車場はどこも満杯、MAC、ケンタッキーのドライブスルーはどこも大渋滞。三密を作らないと街中の色んな業種が休業や営業時間を短縮して息をひそめながら協力している時、あの光景には些か「何とかならんのかな~」と思ってしまします。もちろん生活するのに必要な業種は買いだめ等を防ぐためにも営業してもらわなくてはとは思いますが、少なくとも駐車場や入場数を制限するなど、やはり十分な配慮は必要だと思います。中には小さな赤ちゃんを抱いた夫婦連れも見かけビックリしました。今はどのスーパーも追い風が吹いていますが、まさに「売れれば良い」ではなく、新たなクラスタ-にならないよう指導が必要かもしれませんネ

さて、このポスターオジサンたちの間で密かな話題になっています。壇密さんの名前は三密が言い始められたころから「三密より壇密がイイよね~」と思っていましたが、流石に時節柄、口頭では言いにくい雰囲気の親父ギャグww まあご本人が言われるんですから公認ですよね(-_-;) 確かに破壊力抜群です!

 

 

新コロには負けないぞキャンペーン第5弾

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本日、勝川駅前のパレッタ、パセオ。勝川商業開発ビル、TANEYA、ままま勝川、大弘法通ビル1の各テナントさん33店舗向けに、賃料の1か月分の半額を金券でお返しする企画が整い、通知させていただきました。

内容は、新型コロナの影響が大きい店舗についてはそのまま換金し資金繰りに回してもらってもOK。比較的影響の少ない店舗や、上場会社、全国FCの店舗は、コロナが一段落した時点で、この33店舗にて金券として使用してもらい、仲間の店舗を助けてやってほしいというものです。割と早い段階から企画をしていたんですが、半額とはいえ、数百万の出費になりますので、両社の取締役、株主さんの了解を取るのに手間取ってしまいました。

折角ここまで来た、勝川のまちづくりです。こんな事態になってしまいましたが、少しでも資産価値を下げないよう、何か出来ることは無いか今後も努力して考えていきます。

緊急事態宣言

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3月のまちづくり勝川と商業開発の役員会で、管理しているテナントさんに毎月の賃料の半額を金券でお返ししようという企画を提案しました。特に飲食を中心に影響が出始め、固定費を下げることで損益分岐点を下げ、売り上げが下がった部分への補填になればと、影響の大きいテナントはそのまま換金OKとし、影響の少ないテナントは、買いものや飲食に使って地元の店舗を応援してという内容になっています。今月末までは配布できるよう準備を進めています。

さて、国の緊急事態宣言が東京、神奈川、大阪など7都府県に発出され、何故か愛知県が外れていた問題ですが、今日になって大村知事が愛知県も加えるよう要請したようです。県独自の緊急事態宣言は明日発令されるようですが、いよいよ愛知県も戦時下になってきました。不要不急の外出や移動に対して自粛要請され、学校も休校、いろんな分野で大きな制限が出てきます。

今日は4月の正副会頭会議に出席。こちらは新年度最初で、今回は特に会議所としてのコロナ対策を検討するため中止にはせず実施されています。内容については事前にある程度の打ち合わせをしていたんですが、会員からのアンケートを参考に、やはり資金繰り対策の融資を筆頭に助成金、雇用調整補助金等の情報提供と販売支援策。春日井市にも補助事業や助成金、固定資産税、都市計画税、事業税などの減免など、さらに国へも消費税の3年間凍結や納税延期等の要望書を提出することにしました。

2月末の学校休校措置から一気に影響が顕著になり、1か月半。旅行、宿泊、飲食等の消費の末端から影響が出始め、中国からの部品供給が止まると一部の製造業が製造休止に追い込まれ、今日あたりは不動産関係の話題も出始めてきました。感染自体グローバルな広がりを見せている以上、今後どこまで広がるのか想像もつきませんが、とにかく「動くな、人に会うな」ですから手の打ちようもありませんので、ここはまずは感染が収まるよう協力するしかありません。

そうはいっても時期はともかくいつかは収まるとは思います。しかし、特に経済は収まった後(アフターコロナ)は、相当深刻な状況が数年続くと考えておいたほうが良いかもしれません。人の価値観、行動、社会の仕組みなど、コロナ以前はサービス業の生産性とか働き方改革が大きなテーマだったんですが、コロナは一気にこれらの問題を吹き飛ばしています。たった一か月でです。日一日と状況が変わる中ですが、いったん立ち止まり冷静に将来を見据える必要も感じています。まずは事業継続、生き残ることです。

新コロ『鬱(うつ)』

3連休中、上野公園は桜を楽しむ花見客でにぎわった(21日、東京都台東区)

朝起きてテレビをつけると「新型コロナ」会社に行きPCを入れると「新型コロナ」のネットニュース、新聞を広げれば常にトップニュースは「新型コロナ」、宴会はキャンセルが続き、フリーのお客様もまばら状態。合わせて地域のまちづくり会社の対策も私案をまとめ4月中旬には実施に移しますが、ナフコ跡への出店計画も少し変更を余儀なくされていて頭の痛い日が続いています。さらに、行政や商工会議所への提言もまとめ伝えてはいますが、刻々と状況が変わっていきますので、打つ手も限られてきます。

 

という訳で、朝から夜まで一日中「新コロ」のことを考え続けていますが、昨日になって、何だか頭が重くなり、気持ちもモヤモヤし疲れも感じるようになりました。幸い熱はなかったので大丈夫なんですが、食欲も全くなく、ここ一か月ほど、新コロに振り回され、絶対負けないと前のめりになっていましたので、ひょっとして『鬱(うつ)』?状態かもしれないと気が付きました。

そこで、昼から午睡をタップリ。。。。夕方には少し仕事をして駅前のマンションの大規模修繕の委員会に参加してきましたが、少しトーンダウンしたほうが良いかもしれません。まだ、表には出ていませんが、『鬱(うつ)』状態の人は、結構いるのではと感じました。。。確かに今は戦時下ですから、お花見自粛は必要かもしれませんが「心のケア」も同時に必要なんでしょうね。早く気が付いて良かったです。気分転換に努めます。

都市封鎖ロックダウン?

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東京2020が一年延期になった途端、感染爆発重大局面の発表が。。いままで五輪開催を目標にしていただけに数字を押さえていたと言われても仕方がない状況です。実はそれだけ事態は深刻だったという事なんでしょうね。都市封鎖なんて映画の世界だと思っていましたが、現実に目の当たりにすると、もう何物にも優先することを考えなくてはなりません。春日井市でも2名の感染者が発表されましたが、いずれも豊田、小牧の工場の従業員の方のようです。春日井の場合は2人/31万人をどう捉えるのかという事なんでしょうが、東京の様な明らかに人口密度が高い地域では、素人が考えても感染爆発の可能性は否定できないと思われます。まずは、ここは謙虚に自宅でが正解です。

 

ついに延期が決定!

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ついに東京2020の一年間程度の延期が昨夜決まりましたね。まあ、このまま「ごり押し」で開催するより良かったのではと思います。この日に照準を合わせて準備してきた選手には過酷な決定だったかもしれませんが、記憶にあるところでは1980年のモスクワ五輪への日本選手団の不参加。これはロシアのアフガン侵攻に抗議する意味がありましたが、この時こそ、スポーツへの政治の介入に大きな社会問題にもなりました。今のJOC会長山下泰裕氏が代表に選ばれていた五輪です。それを思えば、今回はウイルスという病原菌が原因。中止ではなく延期であること、仕方がないかもしれません。

弘法市再開です

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今回の開催にも色々意見があったと聞きましたが、川辺理事長の決断で開催することにしたそうです。当たり前なんですが、当たり前がホントにありがたく感じます! 弘法市、開催中! 思い切り深呼吸がイイですね。また、出店者の皆さんにも「よくぞ開催してくれた」と言われています。各地のイベントが軒並み中止になっていますので、弘法市がキチンと対応すれば開催しても良いのではという空気が作れれば良いかもしれません。ただ、安心するにはまだ早い。。気持ちを緩めず手洗い・消毒・うがいを徹底して行かなくては!

資金繰り対策

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昨日の総会で斎藤中小企業支援ファンドから予算を出し、マル経融資を受けられる事業所に利子補給をすることを決議し、その詳細が今日の新聞に掲載されています。急激なコロナ不況に対する第一弾ですが、二の矢三の矢を用意しないと地域経済は持たないと思います。今日になって政策金融公庫扱いですが、実質無利子無担保の施策も発表されました。しかし『今回のコロナ不況は融資では解決しない経済危機』『資金繰りで融資を受けても債務が増えるだけ』『事業が縮小しているのに債務だけ増える』私も問題を先送りするだけで、借り換えが出来れば良いのですが、飛びつくとえらい目に合うのではと危惧しています。ズバリ短期的な妙手は、マイナス評価をさせずに金融機関へリスケを認めさせること! これしかないような気がします。

 

あれから9年!

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9年前の3.11。25年かけてやっと完成した勝川駅周辺の事業もやっと完成したので、そのイベントを開催しようと前倒しで総会を開催。終了後ルネック7階のカフェでみんなでお茶していた時でした。ゆっくりと大きな揺れを感じ、思わず体が硬くなったのを覚えています。すぐに解散し店に戻ると東北地方で震度7、夕方には次々と沿岸部を襲う津波の映像に言葉を失いました。すぐに多くの友人がいる南三陸のことが頭に浮かび連絡しましたが繋がらず、結局連絡が取れたのは、約1週間後。防災ネットワークの藤村さんからの「連絡が取れた」というメールで山内さん、及川さんに電話しましたが連絡はとれたものの第一声に何と言ったらよいのか言葉に詰まっていると「大変だけど絶対負けない、復興する」という力強い声を聞き涙が出てきました。その後、福興市に参加した様子はYoutubeにアップしてありますので是非ご覧ください。どちらにしても、彼らにとって、もう9年なんでしょうかまだ9年? 我々には想像もつかない困難の連続だったと思います。コロナの影響とは質が違いますが「負けない」という強い気持ちを持つことは大切なんでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=K1EJ-d5J9SA&fbclid=IwAR2m0lqGTnPJKYonDFV_mLSObY2FA0r3Potd4g9nXIhFPc3DwlaDNm0qBXc

経済が死ぬと日本が死にます

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写真は昨日の大村知事のFBから拝借しました。景気悪化の長期が予想されることから各金融機関へ資金繰り対策など県からの要望を伝えたと書いてありました。ただ、個人的には新型コロナウイルスの影響は、想像以上に凄まじく生半可な対策では、本当に日本沈没どころか世界沈没。常軌を逸した前代未聞の支援を行うべきだと考えています。理由は、今回のウイルスが世界中に蔓延しており影響を受けない人がいないこと。リーマンショックの時は上(金融)から下に降りてきたけど、今回は下から上に影響が出ているため体力のない末端の中小零細や個人が真っ先に倒れる点。国民総生産の60%前後は個人消費です。この個人消費を動かすのはマインドですから、浮かび上がるのには相当な時間と知恵と体力が必要と考えるからです。

今日も午後から商工会議所で、大辻会頭から緊急招集がかかり課長以上の役職と臨時の正副会頭会議を開催。事態の深刻さは言うまでもありませんが、会頭から春日井商工会議所独自に斎藤中小企業支援ファンドからマル経融資の利子補給の案が出され、内容を検討した結果来週の議員総会に提案することになりました。この案の良いところは経産省セーフティネットや県の融資は税金なのに対し、ファンドは斎藤丹治元会頭から頂いた自前の資金ですので、お金に色が付いておらず自分たちで制度設計できるところです。詳しくは総会での議決が済んでからの発表になりますが、もちろん、今後も二の矢、三の矢が必要になってきますので、政策金融公庫等金融機関経由の緊急融資にもこのファンドから利子補給していくことを決め、春日井市にも協力をお願いすることにしました。春日井商工会議所4200事業所を始め春日井市の経済を守るための施策です。

さて、ここからは全くの私見ですが、現在感染防止の対策が色々打たれていますが、人の心理として三か月以上閉じこもるには限界があると思います。つまり5月の後半になりある程度の収まりが表明されると、それまでの反発でどっと人が溢れ出すのではないでしょうか。先ほども書きましたが、個人消費はマインドです。このマインドを上手に刺激できるよう、むしろ今から対策を練っておいたほうが良いのではと発言しておきました。ターゲットは5月後半です。飲食部会では今年もグルリングルメを4月1日から始められるよう準備をしていましたが、流石に4月では時期尚早、この5月後半からに変更する案を提案しようと考えています。それも通常のイベントではなく、新コロ(新型コロナウイルスという上品な呼称はやめます)対策と銘打って空前絶後の内容で行うべしとも伝えておきました。また、可能なら、この間中止になったイベント等も一気に開催し、あと、三か月、我慢の中にも負けるもんかという機運を育てていきたいと思います。経済が死ぬと日本が死にます。頑張りましょう!

必要以上に悲観せず。冷静に!

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Twitterで見かけたこのPOP秀逸ですねw そういえば今回の買い占め騒動でオイルショックの頃を思い出しました。当時大学の3年生。東京で下宿生活でしたがトイレットペーパーや洗剤などの生活用品が一気に無くなり、それまで100円で3個買えていた袋ラーメンが1袋120円に値上がり、実家から色々送ってもらった覚えがあります。「油が絶つ」と書いて「油断」という堺屋太一本がベストセラーになったのは第2次オイルショックの時だったでしょうか。人間は不安が募ると生活用品の買いだめに走るそうです。油断せず信念をもって冷静に! 必要以上に悲観せず! 明けない夜はありません。頑張りましょう!

続々と中止が決まっていきます

毎年恒例になっている高校剣道選抜大会も中止となりました。せめて無観客試合と願っていましたが、やはりこのところの流れには逆らえなかったようです。片や選抜野球大会は無観客で開催らしいと伝えられています。そういえば阪神淡路の時も東日本大震災の時も、他の競技が中止されても開催されていました。奇しくも剣道大会の関係者が「野球は違う」と言われていたと聞きました。人と金の力なんでしょうかね。
春日井市内の行事も続々中止の決定がされています。青年部40周年記念事業の「グルメ王座決定戦」「吉本新喜劇・お笑いライブ」も中止。今日まで青年部の会長始め多くのメンバーと意見交換し、出来れば開催の方向でと言ってきましたが、政府の自粛要請に逆らっても開催することは出来ません。今まで一生懸命準備をしてきた姿を見ているだけに本当に残念です。また、4月第一週のサボテンフェアーも開催するかどうか悩ましいところに来ています。今回はグルメ王座と切り離し単独での開催だっただけに、強行しても集客が一層難しくなる気がします。ここは一旦延期し時期をずらして改めて企画出来ればとも考えています。会議所の会議や講習会、春日井ライオンズクラブの例会・理事会、家族会も中止。これで特措法が成立するとまさに日本沈没です(涙)