かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

巧遅は拙速に如かず

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先日開催された毎日新聞主催藻谷浩介さんのZOOMセミナーを受講。内容は日本の感染拡大はどこまで深刻化するのか?インバウンドは?東京五輪は?等々いつものように客観的で具体的な数字を基本に色々と分析されていました。興味深かったのが世界の感染の終着駅は?の答えとして「結局は感染が出ても抑える、繰り返しの出来る国同士が交流再開に進むのでは」とのこと、確かにタイやベトナムの様にほぼ完ぺきに抑え込むと交流がやりづらいのではという考えです。写真は在宅ワークをしている人のコロナ後の意識を推測していますが、ここでも「2-2-6」の原則、ただ、実際に動くのはわずか2%の人たちとのことです。最終的にはウイルスそのものはインフルエンザのように、共存していくんでしょうが、生活や価値観が大きく変わり、また、企業も働き方や営業方法等々もうコロナ前には戻らないという感覚は、共有しているのではないでしょうか。しかし、実際これに対応して行動している話はあまり聞きません。もちろん結論はまだ先になるんでしょうが、まずは行動してみることが本当に大切、孫子の「巧遅は拙速に如かず」です。

コロナ対策の基本

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今日から24日まで県独自の緊急事態宣言です。お盆を中心に短い夏休みを直撃する自粛要請には、せっかく6月後半から7月にかけてお客様も戻りかけていただけに全く頭を抱えます。店舗への休業要請は錦・栄地区限定とはいえ消費はマインドですから、営業していてもお客様が来なければ手の打ちようがありません。また、4月5月にはテレビで見るほど周囲で感染者の話しも聞かなかったんですが、今回はここ10日ほどで春日井市内で倍増しの47人、県内でも9日連続で100人超えと事態は深刻。若者は陽性になっても無症状の場合が多いようで重症化するリスクの低い人に行動制限を掛ける難しさも感じます。まあ、生活する上での人の流れもありますので感染者が増えていくのも仕方がないのかもしれませんが。

さて、昨日ですが某人のコラムにコロナに感染した方が、自身の身体的な苦痛もさることながら「死への恐怖」と「家族も含め周囲の人にうつしたかもしれない」という精神的な苦境に立たされたという話を目にしました。周囲でも「○○中学校で子供が感染したらしい」とか「○○病院で出た」という噂話?を聞くようになりました。真偽のほどは不明というか意味もないのでいちいち確認はしませんが、こういった負の情報の感染力はコロナ以上で、キチンと確認もせずこういった話を広げる人こそ不当な偏見や差別を広げる感染源だと自覚すべきなのかもしれません。仮に風評で店名や会社名、施設名などが広まったら取り返しがつきません。とにかく自分が出来る「手洗い・うがい・消毒・マスクの着用等々」をシッカリ守り、過度に反応しない事こそコロナ対策の基本ではないでしょうか。

被爆75年 煉瓦の記憶

先日、たまたまテレビをつけたら広島の被爆建物旧広島陸軍被服支廠」が解体の危機にあるとのドキュメント番組をやっていました。そういえばもうすぐ原爆の日だなと思いつつ「今年は式典どうするんだろ?」とボーと考え見ていました。

被爆建物といえば原爆ドームが有名ですが、なんとそれ以外にも85か所以上あることにまずビックリ。いずれも75年という年月で老朽化が進み、さらに耐震化工事となれば莫大な費用が掛かることが保存のネックになっているようです。さらに、この陸軍被服支廠で働かれていた15歳の時に被爆した方へのインタビューも紹介されていましたが「広島は軍都と言われ市内には20か所以上の軍需工場がありました。何もなかった広島は軍需で栄えた町。ここで作られる兵器は加害者の歴史でもあります。被爆という被害者の歴史とともに加害者としての歴史も伝えていかなければ...そのためにもこの施設は保存していかなければならない」と言われていたのを聞き考え込んでしまいました。物事には両面あるのは、原爆を投下したアメリカの兵士が英雄扱いされているのはよく聞く話です。しかし、日本人で広島の表裏を語った人は初めてみました。現在90歳、いまも語り部として活動されているようです。この番組は8月9日にも再放送されるようです。是非ご覧いただき感想を聞かせてください。

https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/1894fqt16ohwh7hu05tq.html

 

ここが踏ん張り時!

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昨夜ですが、某会議のメンバー約20名で小牧のレストラン大蔵さんで会食です。入店時に検温し、手指の消毒をしてもらいましたが、係の人に案内してもらい、席に着くと一人ずつ「安心安全に関するお願いとご案内」というA4の紙が置いてあり、店側の方針がキチンと書いてありました。隣との間隔も5割増し位空けてありました。自粛、自粛が続いた昨今、このように従業員の健康管理、手洗い、消毒等安全安心に関してキチンと対応し、また客側もマスクの着用、入店時の手指のアルコール消毒などルールをキチンと守れば、これ以上の対応はありません。大変参考になりました。ただ、客側はどうしても宴がすすめばマスクも外しますし席が離れている分声も大きくなります。大阪の吉村知事が「5人以上の会食は控えて」と言っていましたが、確かに感覚的ではありますが実感します。春日井市でも22例目の10代若者の感染者が出たようです。数が増えれば身近に迫ってくる感覚は理解できますが、決してパニックにならず正しく恐れることが肝心です。

さて、6月末から7月にかけて多少復活の兆しも見えていましたが、ここへきて首都圏の感染者が急増している関係か、再び第二波自粛ムードが広がっています。当初は飲食・サービス・旅行業を中心に大打撃を受けましたが、最近は、製造業や建設など全業種への影響が懸念され始めました。ただ、政府の資金繰り支援やリスケ対応も動き出した関係か、5月の倒産件数は、負債額1千万円以上の企業倒産は月間300件台で、56年ぶりの低水準だったようです(東京商工リサーチ)。今日も銀行と話をしましたが、延命措置が取られた企業の据え置き期間が終了する3年後が本当に心配です。この3年で企業の体質改善も含め販売品目やチャンネルなど事業の再構築が大切です。じっとコロナの回復を待つだけでは厳しくなるのは必須。目先の売り上げに一喜一憂するのではなくここは本当に踏ん張り時だと感じます。

A工事が始まっています

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解体工事も終了しA工事が始まっています。電気、設備、空調関係も順調に進められ今日現地に行ったら仕切り壁の下地を立てていました。この壁の奥は24Hフィットネスで右側の奥はスポーツ系のカルチャーセンターが開業します。

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南側に関しては住宅設備系のショウルームを中心に数店舗が入る予定ですが、スーパーのピットも埋められ広さを感じます。外側の有料駐輪場も西側屋内に移設し、この場所は芝生を植えることにしています。建物全体のイメージを上げようという作戦です。いずれにしても1F2F含め全体としては「パレッタ」という括りは残しますが、1Fだけ別のMDが必要かもと話が出ています。ここはグッと堪え若い人の意見に耳を貸しています(笑) A工事は8月いっぱい続き9月からいよいよC工事が始まります。11月中旬を目指して着々と「Go-To オープン」です。

7月度例会

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先週の献血活動は行ったものの例会は約5か月ぶりの開催です。よく言えば「慎重」なんですが、我クラブはコロナに少しビビり過ぎかもしれません。中止することは簡単です。しかし、一番良くないことは思考停止になってしまう事。他のクラブやRCが工夫をしながら例会を行っていることを考えれば、もう少し頭を使いつつ「戦う姿勢」があってもと感じます。ライオンズクラブは7月からが新年度。冨田会長から清水会長にバトンタッチされていますが、昨年度末で退会者が長老メンバーを中心に3名、休会者が5名も出ています。私もコロナの直撃を喰らった飲食業ですから真っ先に休会したかったのは山々でしたが、何となくコロナに負けるのが嫌だったので思いとどまりました。

今日表敬訪問された春日井中央LCの新会長が「それでも時計の針は止まらない」という主旨のスピーチをされました。そうなんです。中止しようがしまいが時計の針は進むんです。折しも昨日の愛知県の感染者は53名、東京は連日200人以上の感染者で第2波の到来とも報道されていますが、それでも前に進む歩みを止めるわけにはいきません。

春日井の応援券「つかエール」も先週17日で締め切りましたが、予想を上回る7000件近い申し込み数で、申込金額も約3億5千万円になったと途中経過の報告も来ています。開始早々色んな人から「分かりにくい」とか「この方法で売れるのか」と言ったご意見も多数頂戴しましたが日を追うごとに数字が上がっていったのを見れば、まずまずの結果が出せるのではないでしょうか。売れない場合は2次販売も計画していましたが、残った金額が少しになっていますので、GOTOキャンペーンの様子を見ながら、来年早々に別の企画をとも考えています。宅配道風君(仮称)構想も地域通貨も同時進行で進んでいます。また、パレッタのリニューアルもエリア・アセット・マネジメントのメンバーが中心になり順調に進んでいます。

感染者の数字に一喜一憂するのはワイドショーに任せて足元経済をしっかり回す方法を考えていきます。

内孫、男の子は初めて

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先週7日、七夕の早朝に3人目の孫の男の内孫が誕生。予定日より10日ほど遅れヤキモキしましたが、3250g、母子とも健康です。妊娠中からコロナが心配で早めに長野市内の実家に疎開していたので、お七夜のお祝いを兼ねて昨日顔を見に行ってきました。前日は豪雨の影響で中央道が一部通行止め、中央線の特急しなのも間引き運転していましたので、行けるか心配でしたが、行きは長男の車で帰りは特急しなのという変則日帰りで敢行。しかし、顔を見ると心配事も一気に吹っ飛びますネ 実家のお父さんは若くして亡くなられていますので唯一のジイジです。息子夫婦の目を掻い潜ってどうやって手なずけるか、これからが楽しみです(笑) 

家賃支援給付金の概要

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2月中旬に行った瀬戸大橋です。今思えばギリギリのタイミングでしたが、心置きなく旅行に出られる日が待ち遠しいですね。随分ストレスも溜まってきました。

このところ、コロナ対応も含めて何本ものプロジェクトを同時に走らせていますが、年齢、能力のせいなんでしょう自分自身のマネジメントが上手くいかない場面も出ています。例えば仕事やプライベートの連絡方法も、相手によって4つのメールアドレスとMessenger、Lineを使い分けていますが、特にメールはスパムや迷惑メールが多くPCを立ち上げると100本位受信していて削除だけで数分かかってしまいます。先日ある人のFBに「Gmailにすべて転送してフィルターをかけると楽に整理できる」と書いてあったので今度挑戦してみます。まあ、生産性の向上?なんですが、便利になればなったで次の課題が出てきます。おじさんの悩みですね(笑)

余談はさておき、国の二次補正で発表されていた「家賃支援給付金」ですが、やっとその概要が発表されました。支給対象は中堅、中小、小規模、個人(含フリーランス)となっており、申請の方法は持続化給付金とほぼ同じで5~12月のうち1か月50%以上か連続する3か月の合計が前年比30%以下の場合が前提。直近3か月の支払実績が必要で給付額は直近1か月の金額×6か月分、法人は600万、個人は300万が上限です。ただし、書面通りに受け取れば、家賃も払えないほど困って延納している事業者は申請出来ないことになってしまいます。柔軟な対応をしてもらえると良いのですが。

(詳細は経済産業省のHPhttps://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html をご覧ください)

早速、来週早々にパレッタ、パセオやままま勝川など関係するテナントに情報提供していきますが、先日の役員会で20%3か月の減免を決めたばかりですので、この国の支援金との兼ね合いも考慮する必要が出てきました。少し考えます。

春日井応援券「つかエール」

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コロナに負けるな『つかエール』の打ち合わせ時に中日新聞の取材がありました。明日の近郊版に掲載されるとのことです。今回は、例年開催するプレミアム付「はっぴーサボテン商品券」とは違い、コロナで影響が出ている店舗を直接支援するため、お客様が使用する店を指名し、最大10万円まで購入できるという方法で実施することになっています。春日井市の産業部長の発案で、実行委員会を中心に手直しをし要綱を作りましたが、主催者側から言うと「約700万円程度かかっていた券の印刷代がなく、また、銀行を経由しないため換金手数料もゼロ。事務局もデータを入力し引換券を郵送するだけ。コロナの影響がなかったスーパーやコンビニ、大型店を明確に外せる方法」と大幅に経費も手間も省ける画期的な仕組みだと考えていました。しかし、ここへきて「消費者に分かりにくい」とか「指名した店舗でしか使えない」ことに意見が出され、第2弾で見直しをかけることで決着しました。修正案は後日発表になりますが、確かにこの部分は当初この案を聞いたときに危惧していた点です。ただ、どんな案でも一長一短あり、今回はデメリットよりメリットが勝ると考え進めてきました。また、今回の補助金は年度跨ぎも大丈夫と言われていますので、売り切れなかった場合は、政府が主導するGoToキャンペーンとの兼ね合いも調整しながら、第2波、第3波にも備えることを確認しています。

先の見えない長いトンネル

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写真は6月の初旬に行った、稲沢の大塚性海寺歴史公園のあじさい(ブルースカイ)です。桜の名所は沢山ありますが、こういった何気ない花も良いですね。コロナの関係であじさい祭りは中止になったようですが、結構な人が見に来られていました。

さて、緊急事態宣言の解除後、少しづつですが日常が戻ってきました。特に6月に入ってからは車の通行量も増え春日井市内での渋滞も発生しています。ある意味見かけはコロナ以前に戻りつつありますが、経済活動は5~60%程度でしょうか、飲食に限って言えば、若者相手の居酒屋等は戻りつつあるようですが、大手企業の接待自粛が続いているせいか、大人数の宴会などはほぼ壊滅状態が続いています。当然ですが2次会もありませんので、22時以降はまだまだ先は長そうです。先日、高校の同級生3人と久しぶりに伏見界隈で飲んだんですが「コロナ対策をしている店には閑古鳥が鳴き、していない店には結構な客入りがある」と店のオーナーが言っていました。コロナに敏感にならざるを得ない客層とそうでない店の差なんでしょうかね。理解不能です。

また、ここへきて製造業にも影響が出始めたようです。新規の受注がないためとのことですが、元々人口減で縮退局面だっただけに、一気に淘汰が進むのかもしれません。IT、ICT、ItOを活用した生産性の向上、働き方改革などへの考え方も、コロナ以前とは様変わりしています。先が見えない長いトンネルをいつ抜け出せるのか、むしろ今後への不安が募ってきます。

ホテルナゴヤキャッスル閉鎖

ホテルナゴヤキャッスル(名古屋市西区)

名古屋を代表する高級ホテルの「ホテルナゴヤキャッスル」が建て替えのため9月末で閉鎖になるようです。2024年には新しいホテルとして開業の予定だそうですが時期的にはコロナ騒動が収まり宿泊需要もその頃には復活しているでしょうから、まあ、良いタイミングなのかもしれません。

さて、このキャッスルホテル、利用する側としてはライオンズクラブのキャビネットや334-A地区の大会や会合はここか系列のキャッスルプラザが多く、また自民党政経パーティや、銀行系のセミナー、懐かしいところでは元ドラゴンズの星野監督を応援する会などのイベントで行く機会が殆どでした。もちろん宿泊したことは無く個人では数回食事に行った記憶がある程度、まあ、中々敷居の高いホテルです。ただ、随分以前ですが和食の総料理長が、組合の理事長をされていたので教えを請いに何度か行きましたし、平成6年当時の春日井西武で開催した第一回春日井フェアーに出品した「サボテンアイス」は洋食のスタッフにお願いし、仕事が終了した夜9時ごろから内緒でアイスクリームの機械を使わせてもらい製造しました。もう30年近く前の話しですから時効だと思いますが(笑) そういう意味でも、記憶に残るホテルの一つです。

今後は部屋数を減らしスイート中心で、海外のセレブ含む富裕層相手の路線になるそうですが、3000名収容の天守の間は無くなるようなので名古屋でのコンベンション機能の低下が危惧されます。時間の経過とともに、近代人間の作るものはどんどん劣化、ないし陳腐化していくのは仕方がないのかもしれませんが、こういう開発話を聞くたびに疲れを感じるのは年齢なんでしょうか? 変わらない価値を作ることにもう少し傾注したほうが人間らしさを保つためにも良いかもしれませんね。

家賃支援制度

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Hatenaブログからセキュリティ強化のため http:からhttps:に変更になると連絡が来ました。いままで他のPCからつなぐと「安全でないサイト」と警告が出ていました。まあ、大きな変更はないのですがFB等からのアクセス数がすべてリセットされています。

さて、多少人の移動や経済活動が戻ってきているのか、昨日辺りから道路はコロナ以前の渋滞が復活しています。人気のファミレスの駐車場もほぼ満車、他の店も8割方車が止っていました。ただ、昨夜名古屋でフード関係のイベントを企画する会社の知人とZoomで話をしましたが、郊外の若者中心の小型店は、ほぼコロナ前の状態に戻っているけど、都心の店や客席の多い大箱の店は閑古鳥が鳴いていて、ここへきて家賃が払えず廃業するところが後を絶たないようです。賃料の絶対額が違いますので単純な比較は出来ませんが、賃料は人件費とともに固定費の大きな柱です。賃料に関しては・固定資産税の納税の猶予(令和2年度分)・固定資産税の減免措置(令和3年度分)・家賃を減額した場合の法人税法上の損金算入扱いの3つしかなく、すべて賃料減額を促す家主側への支援策でしたが、今回、家賃支援制度が出来、コロナで影響があったテナントに直接支援金が届く制度です。遅きに失する感がしないでもありませんが、緊急事態宣言が解除されても、すぐには戻らないところから考案されたようです。詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://kaikeizine.jp/article/16083/

 

(一社)春日井市観光コンベンション協会新体制

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書面審議の結果は聞いていませんが、6月の商工会議所会報で発表されてしまいました。これで否決されていたらどうなるんでしょうね(-_-;) 何はともあれ、松尾前会長の後を受けての就任となりましたが、昨年秋、会頭職を辞された時「観光コンベンション協会は頼む」と強く言われていましたので、人事も含めて新しく一歩でも前に進めるよう考えていました。しかし、その時には、まさかこんな状況になるとは夢にも思わず、ある意味すべてリセットを余儀なくされています。春日井駅にある「リリック」も現在は閉鎖中、なにより会合を行うこともままならず頭を抱えています。

しかし、マイナスだけではないと自分に言い聞かせ、例えば、いままで春日井市には観光らしい観光のDNAが見つからなかったんですが、あい農パーク、愛岐トンネル群や弥勒山一帯を、青年部が政策提案してくれた「自然の入り口」という切り口でグランピング施設等を整備し、都会との距離を生かした足元観光ができるかもと考え始めています。また、落合公園、朝宮公園を活用した公園コンセッションも、行政資産の利活用という観点からテーマにしていきたいと考えています。
公民連携事業として清水屋さんナフコさんに委託運営中の移動販売車事業が、コロナで出歩くことが制限されているためか前年比150%以上と好調なことから、一歩先を行く宅配事業も準備を進めていきます。これは単に弁当の宅配という事ではなく、アフターコロナを見据えた新しい生活様式を考えるうえで、市民と事業者等のトラフィックを構築し、その上に複層的に情報やサービスを乗せていく構想です。来週早々、市に説明に行きますが、企業や大学との連携を進めながら腰を据えて取り組んでいこうと思っています。

いずれにしても、全ての事業が手探りなんですが、コロナが終息したときにすぐに稼働できるよう準備を進めておきます。是非、ご理解ご協力をお願いします。拝

ZOOMでのセミナー

26.28.29日と三回連続で開催された第2回狂犬セミナー民間事業者に参加してみました。もちろん今まで何回も話をし事業も一緒にやってきた木下君ですが、彼のネットワークを見てみたいという思いと、やはりコロナへの対応をどう考えるかという部分で、地方で活躍している若いメンバーが何を考えているのか興味があったためです。ZOOMでの講習会には何度か参加しましたが、今後の主流になっていくんでしょうね。内容についてはいずれ書きますが、全国でもトップを走る論客が揃い木下君の人脈に改めて感心しました。

さて、新規事業・業態転換支援補助金への応募ですが、4日間で予算オーバーです。約140件の応募があったそうです。昨日担当者から呼び出され対応を協議してきましたが、今後は応募の受付はするものの一旦保留とし、提出済みの内容を精査したり、場合によっては市に追加支援をお願いすることで出来るだけ沢山の皆さんに行き渡るように進めていきます。

ここで一つご報告です。GW明けでしたが、かねてより施設でお世話になっていました母親が91歳の生涯を終えました。コロナ騒動から面会が出来ず電話で様子を聞くしかなく、それまでは車椅子ながら食堂で会話もできたんですが、やはり歳が歳だけに家族の顔が見られなかった事で食は細くなり力が出なかったのかなとも感じています。主治医の先生からは「木が枯れる如く」と表現していただきましたが、何の苦しみもなく逝ったことは息子としては一安心でした。また、通夜も葬儀もこんな時ですから近親者だけで行い、お世話になった商店街の皆さん他には後日FAX等でお知らせさせていただきました。これで三七日を経過しましたが、いまだに施設にいるような感覚です。

そんなこんなで、慌ただしい毎日を過ごし、この間2回ほど熱が出てダウンしましたが「ピンチはチャンスの導火線」もう少し頑張ります。

緊急事態宣言解除なんですが

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14日に緊急事態宣言が愛知県を含む39県で解除されましたが、町では「不要不急の外出は控えましょう」と街宣活動中です。今日神領駅付近で遭遇したのは春日井ライオンズクラブが14、5年前に寄贈した広報車。まだ、現役で頑張っていることはうれしいですね。さて、緊急事態宣言が解除されてどっと人出が戻ったかというとそうはいきません。まだまだ感染者も出ていますし、なにせワクチンの開発が進まない以上怖いですよね。人間は「お化け」のように正体の分からないものに恐怖を感じるそうですから。

さて、本店も今日から夜の営業を再開します。当分はメニューも絞り、午後7時OS、8時閉店の時短営業ですが「少しづつでも前に進めないと」という思いです。近辺の店舗も少しづつ夜の営業が再開されていますが、小さなお店で常連客が付いてるところはそれなりに入っているとのことです。よくよく考えてみれば、法人200万個人100万の持続化給付金も50万支給される県市感染症予防協力金、ひとり10万配られる特別定額給付金雇用調整助成金からアベノマスクに至るまで、何一つ手元に届かないのには、ビックリ。やるやる詐欺と言われる所以かもしれません。公的な部分でも、今後の対策に会合を重ねる日も多いのですが、良かれと思って算段したことや、少しでも営業の足しになればと準備を進めれば「めんどくさい」と言われたり「各自がバラバラに対応しても効率が悪いのでなるべくスピード感を持って集中的にが大切と言い聞かせても・・・・」

個人的にも連休明けに取り込み事があり奔走していましたので、先週末辺りからこの疲れも重なり、常に眠気と戦っています(-_-;) まあ、若くは無いという事なんでしょうかね。頑張ります。