かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

落合公園 魅力向上のための勉強会その後

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春日井市主催の落合公園魅力向上のための勉強会に参加。観コン協も主催者に連ねていますのでご挨拶させていただきました。事務局を担当する㈱オリエンタルコンサルタンツ中部支社から落合公園の概要とアンケートの結果、各地の事例紹介、官民連携についての説明と続き質疑応答&ご意見聴取です。事業手法に関しては今後研究していくことになるようですが、需要があればどうやったら出来るかを考えるのが知恵です。ホントに前に進められるのか少し不安や疑問が残る勉強会でした。・・・とここまではFBに投稿しましたが、少し毒を吐きます。

この落合公園、日本の都市公園百選に選ばれていますが、中心の落合池は元々農業用水のため池。すぐ北側の下原大池とともに下原地区の農業を支えてきました。この大池と落合池に囲まれた地区も、市街化に伴いため池が廃止されてきました。公園が出来る前は広大な沼地だったと聞いています。従って春日井市勤労福祉会館(現:グリーンパレス春日井)の基礎はかなり地中深く杭が打たれているようです。さて、落合公園と一口に言っても公園部分は公園緑地課の管理、グリーンパレス春日井、体育館等はスポーツ・ふれあい財団の指定管理になっています。

グリーンパレス春日井

今回の勉強会は市主催ですが、公園緑地課の担当者が質問に答えていましたので、いわゆる公園部分についての話しですが、意見交換の時間にBBQ施設やカフェ、ドッグラン等々の意見が出ると、まずは「難しい・・」から始まり、過去の経緯も含めて出来ないことの言い訳がずらり(笑) 民間は出来ないことをどうすれば出来るのかを考えるのが「知恵」。春日井市の指定管理案件は確か150件くらいあると記憶していますが、その殆どが市の外郭団体や出資法人、町内会(公民館の管理他)で民間が指定管理を受けているのは東部子育てセンター(NPOあっとわん)とあい農パーク(T・I・Tふれあい農業公園共同体)の2か所だけです。そもそも公民連携と官民連携の違いは、公の部分を残し民間のノウハウを活用するのが公民連携。三セクのように本来行政の役割ではない事業に関して委託効率を上げることが官民連携だと記憶しています。指定管理もPPPの手法の一つですが、殆どが市の外郭団体が指定を受けている現状は、本来の制度の目的からは外れています。今回のP-PFIに関しても公共コストの削減(ファイナンスを民間側)他について行政側がキチンと理解しているのか、担当者の話しからは感じ取れませんでした。ただ、民間側の研究や勉強が圧倒的に不足している部分もあるので引き続き検討を重ねることも大切だと感じます。

 

三方良しのまちゼミ講習会

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一昨日ですが、全国400か所以上の地域で約27000店が開催されている「まちゼミ」の創案者岡崎の松井洋一郎さんの講習会に参加してきました。参加者は30名ほどでしょうか、松井さんのお話はもう何度もお聞きしていますが、伺うたびに「まちゼミ」自体が進化していることが良く理解できます。最近の傾向は大企業の参入や、学校(中・高・大)との連携も増えつつあり、また、まち歩き観光ツアー、商店街ツアー、まちゼミ参加店ツアーなど町全体での取り組みもあるとのこと。これは良いですね。また、今回は、コロナ渦の様子が知りたかったのですが、中止したのは全体の25%で、オンラインやオンラインとリアルのハイブリッド開催など工夫をして開催するところが多かったようです。個人的には、リアルの関係性があって初めてオンラインが効果をと思っていましたが、切り口を変えればオンラインからリアルへと新たなビジネスが始まる可能性もあると教えていただきました。講演の最後に松井さんから「小さな満足の積み重ねが感動を生む」とのアドバイス。いつの世も「商人」は小さな売り上げの積み重ねが大切ですね。精進します!

終了後の懇親会では、先日、全国タウンマネージャー協会の会長にも就任されましたので、その辺りの話も伺うことが出来ました。先日の岡崎市長選についても地元情報もお聞きしビックリです。岡崎は乙川の整備等々先駆的な取り組みがされています。新市長はこれらへの批判も選挙中言われていたとのこと。「市民全員に5万円配布」と言ってみたりパフォーマンス先行が、外から見ても、いや外から見てるからこそ今回の結果は残念でした。勝川のまちづくりは再開発事業以後、どちらかと言えば行政との連携は少なく、むしろ民間で、地域の需要を見極め「人・もの・金」を回す手法でここまで来ています。松井さんも地元岡崎のまちづくり会社の社長もされていますが、市長選の結果もそうですが、協会のような大きな組織を背負うと行政との関係性から頼まれごとが増えてきますので、あれやこれやと振り回されないことが肝心、少し心配です。

生涯現役?挙句の果てのピンピンコロリ

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先月の末、7月に生まれた内孫がコロナ疎開からやっと帰ってきました。初の男の子ですので順調に跡を継いでくれれば六代目になります。まあ、こんなご時世ですから事業承継するのが良いのか悪いのか分かりませんが、少なくとも選択肢が残されていることが重要なのかもしれません。弊店は今年で創業120年目になります。私が4代目ですから、平均すると一代が約30年、仮にこの子が前線に出るとしたら2050年ごろになります。車が空を飛んでいるのか、無人運転の車が走り回っているのか。AI、ICTなんて言葉も死語になっているかもしれません。また「癌」を始めいくつかの病気も克服され、そう簡単には「死ねない社会」になっているのかもしれません。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/001_04_00.pdf

さて、経産省から2050年までの経済社会の構造変化と政策課題というレポートが出ています。約一億人まで人口減少。高齢者人口増は落ち着くものの、現役世代の減少傾向が続くようです。人生100歳時代とは書いてありますが、今の施策は「生涯現役・生きがい」の美辞麗句の掛け声ですが、要するに「高齢になっても働け!」そして「ピンピンコロリを目指せ!」ですからw。本来は自らの現役時代のストックで、こころ豊かな老後を過ごせるのがベスト。世代間で支えあう社会保障制度はもう限界ですし、過去の厚生年金事業の失敗の責任を誰も取らない仕組みも問題です。まあ、この国は公務員が公務員に都合の良いような仕組みを作っているのが明治以来の伝統なので、出来ることなら自分の身は自分でが基本なんでしょう。

68回目の誕生日w

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先日68回目の誕生日を迎えました。FBでも沢山のお祝いメッセを頂きました。まあ、どこまで寿命があるのか知る由もありませんが、社会的な賞味期限はあと数年位でしょうか。いつも言っていますが一番嫌いな言葉が「老害」。時代によって価値観はどんどん変わっていきますので、社会を最適化するには書き込みや移動、削除によって断片的な古い情報は整理されなければなりません。PCの世界と一緒です。過去と未来が、大きな音を立て流れるように過ぎていく生き方にそろそろ疲れを感じるようになってきました。子育ても終了、義母は入院加療中ですが、私の両親は鬼籍に入り長かった介護生活も終了しました。今は孫の顔を見るのが何よりの楽しみです。

さて、先日は奥さんと二人でお祝い?という事で、以前から行きたかった小牧のイタリア料理ベニーニでランチ。隣のグランチェスタは偶に行くんですが、こちらは中々タイミングが合わず今回が初めてです。

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昼のコースは簡単なパスタランチからメインを選べるコースまで、アラカルトもあるようです。今日は3700円のコースにしましたが、写真は前菜。パスタとデザートは何種類かの内から選べ美味しかったですね。次回は夜のコースにも挑戦してみたいと思います。

尾張四観音「荒子・甚目寺」

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名古屋城を中心として尾張を守護する「尾張四観音」。竜泉寺と笠寺は以前紹介しましたが、昨日は残りの荒古観音と甚目寺観音に行ってきました。高速を乗り継ぎ約30分中川区です。今日は秋晴れの素晴らしい天気で気温も高く、山門の日陰のベンチでスケッチされていた老婦人も気持ち良さげです。

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この山門の二体の仁王像は円空作。NHK大河ドラマ利家とまつ」で有名な「前田利家生誕地まで200m」の看板につられ行ってきましたが、道を間違え大回りで倍以上の距離(帰り道は確かに200mでした)。住宅街を抜けると荒古城址・富士権現社という神社がありました。ただ、看板がなければその辺りの普通の神社です。

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さて、荒古観音を後にして北へ車で約30分、鳳凰山甚目寺です。西暦597年と法隆寺四天王寺に次ぐ古刹だそうですから1400年を超える歴史にはビックリです。偶々毎月12日に行われる「甚目寺観音てづくり朝市」が開催されていて久しぶりにマルシェ気分を味わうことが出来ました。また、境内の施設12か所を巡るスタンプラリーもあり御朱印をお願いする間に一回りしてきました。なかなか工夫されていて楽しかったです。

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境内にはザッと50店位でしょうか、内容も良く仕切のセンスも感じられ若い人が沢山来られていました。この手のマルシェはコロナの影響で中止するところが殆どですが、主催者の意思って大切ですよね。弘法市も見習わなきゃ。。

「ポイ捨て・ふん害防止」啓発活動と愛煙家の戯言

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先週の木曜日になりますが、毎年恒例のJR勝川駅周辺の春日井市主催「ポイ捨て・ふん害防止」啓発活動に参加。春日井ライオンズクラブのアクティビティです。高蔵寺春日井駅に続き三回目(私は勝川だけ参加)。今日は秋雨前線の影響で雨模様ですが決行です。ごみの中でも一番多いのはタバコの吸い殻。写真の様に側溝に吸い殻を投げ入れたいのかグリーチング周りは隙間に挟まると取るのが大変。また、駅の直近はあまり目立たないんですが、駅を目指して火を着け県道を渡る手前、つまり商店街区でのポイ捨てが特に目立ちます。私も愛煙家で、今は、電子タバコに変えましたが、紙巻を吸っていたころには、常に携帯灰皿を持参していました。「マナーの問題」と言ってしまえばそれまでなんですが。

さて、10月1日からたばこ税の値上げがありました。税金とは名ばかりで、むしろ罰金です。また、今年の4月1日から健康促進法が改正され原則としてすべての飲食店は屋内禁煙になっています。商店街の居酒屋でも外に灰皿を置いてある店がありますが、それはそれで通行人からの冷たい視線に晒され、またマンションに近い場所は住民からの苦情があるようです。先日も駅前の管理組合の役員の方から「勝川一帯を禁煙地区に指定できないか」と相談を受けました。現実的には「いたちごっこ」になる気がしますが、そう遠くない将来にはそうなっていくのかもしれませんネ。まあ、私が死んでからにしていただきたいのですが(笑) 

しかし、国全体で年間800憶円程度、春日井市でも約18億円あるたばこ税、一般会計に組み入れられるので何に使わられるのか分かりませんが、その一部が国鉄の負債の返却に充てられているのは有名な話。全部とは言いませんが、ホンの数%でも喫煙場所の確保や喫煙関係の改善等に充てられれば、もっと町はキレイになるかもしれません。肩身の狭い喫煙犯罪者の戯言です。。

パレッタリニューアル進行中

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昨年末からスタートしたパレッタ1Fのリニューアル。街で会う人ごとに「何が出来るの?」と聞かれていますが、紆余曲折を繰り返し(というか現在も紆余曲折中ですが)ここまできましたので途中経過報告です。

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南側の県道沿いにあった駐輪場を屋内に移設。この場所は木製のベンチやテントを置き休憩できるスペースになります。

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入り口から入ってすぐ左側です。ここは約9坪テナント募集中ですが、とりあえず手作り作品などの販売が出来るスペースを仮設置する予定です。

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その奥には、ここはまちづくりの直営になりますがキッチン付きの会議室です。写真奥に家庭用のキッチンを設置します。料理教室を企画したり食材を持ち込んで仲間とのパーティ用、会議などの時間貸しの他、カメラなどWEB配信可能な機材を設備しますのでスタジオとしても利用できるようにします。

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左側は24Hフィットネスのエニタイムフィットネスです。この部分は通路ですが、広く取ってありますのでイベント等を随時開催する予定です。

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通路から逆向きで撮った写真。右側手前が先ほどのキッチン付き会議室で左側がLIXILショールームになります。来月早々内装のC工事が始まります。LIXILさんは2Fにも春日井支店の事務所を開設されます。

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通路の一番奥から見た写真です。左側のスペースがまだ未定の部分。

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エニタイムフィットネスさんの内装工事はもう始まっています。11月初旬にオープンです

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エニタイムフィットネスさんの他、NARAFUというスポーツを主体としたカルチャーセンターがこの左側にできます。こちらも同時期のオープンを目指して内装工事が進行中。この2つのスポーツ系テナントの入り口は建物北側(三菱UFJ銀行側)に新しく設置しました。上の写真は北側から入った部分で右がエニタイムフィットネス、左側がNARAFUの入り口から南側テナントに続く通路です。

その他の部分のテナントは現在募集中です。フロアーのテーマは「健康と生活」。建物設備の関係で飲食は不可(簡単なカフェ程度は可)なんですが、いずれにしても、ココから街へ発信できることが何よりのテーマです。勝川のエリアマネジメントと経済性の両方を追求していく事業です。是非ご協力をお願いします。

お彼岸のお墓参り

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GOTOキャンペーンが功を奏したのか、この4連休各地の行楽地は賑わいを取り戻したところが多かったようです。弊店もおかげさまで20日(日)を中心に忙しかったんですが、全体で言えば60%位でしょうか、まだまだです。さて、定休日は月曜なんですが連休中は営業ですのでやっと今日がお休みです。しかし、午後から会議所で会合、夕方には仕事がありますので合間を縫ってお彼岸のお墓参り、まずは勝川の地蔵寺墓所それから女房の実家のある多治見の平和公園(写真)です。結構人も多く、我々同様連休中仕事のあった人なのかもしれませんネ、とにかくこのコロナ禍家族が健康で過ごせるようご先祖様にお願いしてきました。

さて、つかエールですが、今日の打ち合わせで第2弾の大枠が決まりました。一回目で売り切れなかった残額の約1億5千万ほどを追加で販売する事に。ただし、前回200万の限度額に達した店や一人10万円の制限まで購入された方は販売および購入は出来ないことになっています。また「店頭で買えるようにしろ」という市〇からの命令であらかじめ店舗からの販売額を聞きその分の券を先に渡すことにしました。あくまで性善説を前提にしていきますので、ゆめゆめ不適切な行いを考えなきように!!

自助・共助・公助

 

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昨夜菅内閣が発足しました。安倍首相の在任期間と同じ8年弱を官房長官として務め上げた菅さんですから政策に大きな変化は無いようです。このコロナの戦時下ですから変えようがないのも事実。しかし、巷間言われるように河野太郎氏が行政改革相にまたデジタル庁の新設などの目新しさも感じます。まずはお手並み拝見といったところでしょうか実務派の菅総理に期待しています。さて、就任の記者会見で「自助、共助、公助」と「絆」を強調されていました。党首選前に立憲の枝野代表が「政治家が自助を求めてはいけない」という頓珍漢なコメントを出していましたが、有名な「ONE FOR ALL」というケネディーの言葉通り個人と社会と政治は密接な相関関係にあり、初めに自助ありきの考え方は、そうなんだろうと思います。しかし、今回の新型コロナの様に世界的なパンデミックには個人で対応することはまず不可能。2:2:6で公助の割合が妥当だと思います。実際、ここまで会議所の立場でコロナ関係の助成、支援の関係で行政と話し合いを続けてきましたが、自助には限界があり公助があることでかすかながら希望の灯を見ることが出来たという声も良く耳にします。公助というのは自助の後押しという意味もありますので単に補助金や支援金をばらまくだけが公助ではありません。安心して事業が出来る環境づくり大切なポイントです。

ハイブリッドで常議員会

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今回初めてリアルとリモートのハイブリッド常議員会。11名がリモートで参加とのことでした。私の席はこのPCを見ている専務の後なのでいわゆる覗き見ですが、中には大きく新聞を広げている人も(笑) 会場のスクリーンには名前付きで映し出されていたと思います。まあ、順番に慣れてくるのではと思いますが、今後ともこの方法を続けるのか?総会は、会議所法で書面審議等は不可になっていますので難しいかもしれませんが通常の常議員会はこれで充分かもしれません。
さて、安倍首相が辞意を表明して2週間ほど経過しました。後任は菅、石破、岸田さんの中から来週の月曜日14日に自民党の総裁選挙が行われ総裁が決まります。私も党員なので今日郵送で一票投じましたが、報道見ているとほぼ菅さんで決まりのような雰囲気ですね。まあ、安倍内閣の大番頭、官房長官を同じ年月務め、酸いも甘いもかみ分けてきた菅さんですから大きな変化は無いのかもしれません。今はコロナとの戦時下ですから何か他のことで混乱するのは避けたいところです。

合同例会に管理者講習

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昨日の334地区ガバナーの公式訪問&334-A6R2Z 6クラブの合同例会です。国歌、ライオンズの歌の斉唱、綱領などの唱和もなし。もちろんローア一斉もありませんでした。コロナ禍の例会ですから色んな制約を考えるとこんな形にならざるを得ません。ただ「それぞれのクラブで知恵を出して」という藤井ガバナーのお話のように自粛・委縮するだけでは前に進めません。危機の時こそ真価が問われるのは人も組織も同じです。

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今日は市民会館で交通安全運転管理者講習。いつもながら10時から4時過ぎまで拘束してやる意味があるのか疑問な講習会ですが、このコロナ禍でも「法律で決まっているから」という理由で開催されています。聞けば企業によっては「参加させない」というところもあるようですが、今年は大目に見るようです。だったら今年は中止してもと思いますが、うがった見方をすれば4000円の講習代金は協会の大きな財源なんでしょうね。

笠原モザイクタイルミュージアム

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毎月第四火曜日は定休日。本来なら連休だったんですが、2日とも会議と仕事が入り、せめてもという事で小牧のレストラン大蔵さんでステーキランチ!普段は宴会に使うというお座敷でゆっくりすることができ感謝です。その後小牧ICから高速で多治見に移動し約一時間、以前から気になっていた笠原町のモザイクタイルミュージアムです。f:id:t-mizuno:20200827190333j:plain

笠原町は平成18年に多治見市に合併される前は土岐郡笠原町、全国でも珍しかった一郡一町でした。その名残かこのミュージアムに隣接する旧庁舎には商工会の看板が。本来なら多治見商工会議所笠原分所なんでしょうが、HPを見ると全国商工会連合会に加盟していますので、ココだけは別の運営がされているのかもしれません。タイルという地場産業が盛んですので、むしろ多治見市に合併しなくても良かったかも。笠原には女房の親戚筋がいますので馴染みの場所ですが、当時はそういう話も出ていたようです。

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さて、この東濃地方のタイルの生産量は、戦後~40年代名古屋港の工業製品出荷額が自動車を押さえて2番だったくらい盛んで、当時は約120社のタイル工場があったようです(現在は約25社)館内のコンシェルジェと書かれたデスクにおられたご年配の学芸員と話をすることが出来ました。タイル自体は欧州からシルクロードを経由して日本に伝わったそうですが、笠原では山内さんという方が生産を始められ、景気が良かったところから、元々美濃焼の伝統と技術があった周囲の窯が「茶碗を作るより儲かる」という事で、一気に広まったと話されていました。さらに、ミュージアムの中を見学していたら笠原のタイルの歴史が表示している年表があり目をやると戦後真っ先に創業された松田製陶所の名前を見つけました。何と中学高校の同級生の実家です。多治見の虎渓山の下(今のユニー周辺だった記憶が・・)に工場と住まいがあり学生時代に、仲間と何度か遊びに行った思い出があります。当時は松田タイルと名称が変わっていましたが、全国屈指の生産量と貿易で儲けていたようです。この多治見での生産が笠原に飛び火し今に至っていると先ほどの学芸員の方から教えてもらいました。その時々の浮き沈みを乗り越え今があることを考えると昔の様子が思い出され胸が熱くなります。良い体験でした。

春日井市への要望書提出

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今週の月曜日ですが、恒例の春日井市と市議会への要望書を提出してきました。今回は青年部の提言書も併せて提出しましたので少し大きめの庁議室で開催、一人ひとりアクリル板で仕切られもちろんマスク着用です。写真は会議に先立ち記念撮影(市の広報や会議所の会報向け)の様子です。

市内企業への優先発注等通常の3項目に加え、コロナ関係では雇調金の上乗せ期間の延長と基金への拠出の2項目の計5項目。基金の創設に関しては会頭の思いが強いのでノーコメント。また、終了後、市主導の第3次の対策の説明がありましたが今週末の市議会の委員会に説明し発表となるようです。会議所からは第4次の対策に向けて要望を出しますが、12月議会ですので少し様子を見ながら時間をかけて検討します。

さて、コロナの影響が出始めて約半年が経過しました。少しづつ様子もわかってきましたが、第2波なんでしょうか春日井市内でも陽性者が急増しています。ただ、日本は重症化率や死亡率が他国に比べると低くネットを見ていても、インフルエンザと同じという意見からワクチンや治療薬が開発されるまではという慎重論まで色々です。いずれにしても「真実は一つ」なんですが、問題は経済や社会が絡むと沢山の「真実」が出てきます。客観的な数値を基礎にしても「多い」とみるか「少ない」とみるか、立場によって自分に都合の良い見方が出てきます。春日井市も独自のPCR検査を検討しているようですが、検査数を増やせば陽性者も増えてきます。先日も市内小学校の生徒さんの感染が発表されると、凄まじい「感染者捜し」が始まったと聞きました。このように最近はコロナ差別や偏見について社会問題化していますが、コロナに感染するのは誰にも可能性はあるんですが、罹った後の問題はコロナ以上に深刻です。他県ですが同業者の従業員に陽性反応が出て約4か月休業を余儀なくされた話も聞きました。今日の会議でもこの辺りについて市に一言お願いさせてもらいました。将来への禍根を残さないために冷静な判断が必要です。
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00122.html?fbclid=IwAR3SOGZuWzAF71nzhy6tSAcQwd_UfpWl7OmPgjQA1vyoCAwn6Wz59B0S9xw

チームビルディング進行中

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パレッタ1Fリニューアル工事現場です。テナントの区画も見え始めてきました。昨年の10月食品スーパーの撤退後新しい街の顔を作る作業なんですが、勝川エリアアセットマネジメント㈱のメンバーの河合が建築を山田、酒井両君が設計を担当、これに井村や林等々商工会議所青年部の面々も加わりみんなで知恵と汗を出しながら頑張ってくれています。今回は駅前再開発マンションの一階部分というかなり制約がある現場に加えマンション自体の大規模修繕工事との同時施工ですので、多分ですが他の建築会社ではやりたがらない仕事?なのかも。。そういう意味でも心の中で感謝し手を合わせています。あくまで心の中でですがww 

テナントについては、まだ一部埋まっていない状態で、工事と並行して募集をかけていますが、こういう状況の中で手を上げてもらえる企業(店舗)こそ、我々が望むところなのかも。今日も事業のプロマネを担当する木下君とZOOMで打ち合わせしましたが、ここはジックリ腰を据えて施設全体のブランディングも考慮に入れて組み立てることにしました。むしろ、こういう時期だからこそ投資をすることが大切で、この事業がコロナ以後の勝川に与える変化を考えるとワクワクします。

連日ネガティブ情報がテレビを中心に流されていますが、ホントのところはどうなんでしょうね。流石に今は大ぴらにすることが憚れますが、それでもFBでも旅行に行かれた話題も見かけるようになってきました。死者数も出ていますが熱中症で亡くなられる方の方が多いのではと感じます。個人的には指定感染症から外しインフルエンザ並みの扱いで良い気がします。とにかく、今は委縮せず一歩でも前に進めるよう頑張っていきましょう。

お施餓鬼とコロナ

 

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写真はネットから拝借しました

猛暑のお盆も終了。毎年恒例ですが周辺のお寺様のお施餓鬼の食事を承る関係で、8月初旬からお盆明けまで結構忙しい日が続きます。今年はコロナの影響で、お参りの人数を制限したり、無観客?で行われたりと各お寺様も工夫を凝らして対策されていたようです。菩提寺臨済宗東福寺派地蔵寺も本堂に入る前に検温・手指の消毒なんですが、毎年200組以上ある申し込みが今年は150組ほどに減少、初盆以外の人への人数制限もあったり、さらに申し込んでもお寺に来られていない人も多いようで、少し寂しいお施餓鬼の風景でした。しかし、先祖と餓鬼の供養という法会ですが、自らが餓鬼道に落ちないようにという戒めでもあるわけで、今年はコロナの関係で皆さんの心がザワザワしていますので余計に気を引き締め事に当たることが必要なんでしょう。お施餓鬼からお盆が過ぎると夏がひと区切りという感じがします。また、16日には母親の100か日法要。お寺との距離がグッと近くなる一週間でした。

さて、あくまで一般論として書きますが、本来「宗教」とは人々に寄り添うことが大切だと思っています。しかし、この周辺ではありませんが某寺様では、お施餓鬼を中止したり参拝を禁止するなど山門を閉ざしている話も耳にしました。偶々母親の葬儀があったので思いは強いのかもしれませんが、コロナで死亡すると立ち会う事も顔を見てお別れすることも出来ず葬儀すら行えなかった話もありましたよね。「感染するかも」とか「三密を避ける」という意味では仕方のないことかもしれませんが、仏教界として化学的な情報をベースに「考え方」や「振る舞い方」などの指針を出せば、それが「僧侶の覚悟」に繋がり人々の「コロナへの不安」の解消にも役立つと思います。本来お寺とは祈りと供養の場であり心の拠り所であるはず。最近はコロナに関係なく、ご葬儀そのものを行わず自宅や施設から火葬場に直送し火葬後は海や山に散骨で済ませる人が随分増えたそうです。これは仏教界がキチンと布教活動をしておらず、こういった危機の時にも情報が出てこないところが大きな原因ではないでしょうか。廃寺の話しも聞かれるようになってきました。仏教界の大きな転機だと感じます。